九つ井は横浜民にはおなじみの大船(住所は横浜の栄区)に本店のあるそば懐石のお店。九つ井とかいて「ここのついど」と読ませる。 本店は山の上にあり離れでいただくのはとても素敵なのだが、今回は近くて気楽な横浜店へ。横浜店がオー
続きを読む月: 2018年4月
翻訳ミステリー大賞コンベンション2018に行ってきた!その2
そして、今年の出版社対抗ビブリオバトルの勝者は、、、 小学館から5月上旬発売予定の「偽りの銃弾 」と、早川書房の華文ミステリ「元年春之祭」の両者でした。 昨年から密かに人気の華文ミステリ。「本格」回帰の流れもあるのかな?
続きを読む翻訳ミステリー大賞コンベンション2018に行ってきた!その1
翻訳ミステリー大賞コンベンションに行ってきた。 例年のごとく、まずは「書評七福神」の一年の振り返り。 今年の北上氏は怒涛のカリン・スローター押し。 6月にハーパーコリンズからこのシリーズの新作がでるらしい(仮題:罪人のカ
続きを読む人種差別再燃のトランプ政権下で読まれる黒人奴隷少女の物語「地下鉄道」
ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞受賞の昨年の超話題作のひとつ。実は読み始めたのは1月に入ってからだったが、途中で中断していたのだが、ようやくようやく読み終えた。 地下鉄道 15世紀に始まったといわれ
続きを読む病床の名探偵が挑む、時効を迎えた少女レイプ殺人。レイフ・GW・ペーションの「許されざる者」
紹介文に「スウェーデン・ミステリ界の重鎮による究極の警察小説」とあるが 厳密にいえば、警察小説ではない。主人公は元警察官ではあるが、既に引退しているので、探偵小説というほうが正しいのかな? 許されざる者 (創元推理文庫)
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