日々、ロシアのウクライナ侵攻の戦況のニュースを見つつ読んだ。 本自体は最近の新刊本ではなく、2018年刊行のもの。つまり、取り上げているのは今回の侵攻ではなく、2014年のクリミア侵攻に焦点を当てている。どうしてそれが起
続きを読むカテゴリー: ノンフィクション
ウクライナ侵攻にみる「プーチンとロシア人」
ロシア研究の第一人者とも言われる、北海道大学名誉教授、木村汎氏のプーチン本。2018年に上梓された本だが、現在進行形でウクライナ侵攻を読み解くにも役に立つ。 プーチン本といえば、フィオナ・ヒルの「プーチンの世界」も壮大で
続きを読む意外?だけど当然だった?「スピリチュアルズ ”私”の謎」
「言ってはいけない-残酷すぎる真実」等々、割と身も蓋もない本で知られる橘玲氏の新刊。 一般に「スピリチュアル」という言葉は、霊的なとか神秘的なという意味で使われることが多いが、本書では心理学でいう「無意識」に「魂」を重ね
続きを読むちょっと肩透かし?「職業としてのヤクザ」
この「職業としてのヤクザ」は、「サカナとヤクザ」の鈴木智彦氏と溝口敦氏の共著だが、中身は対談集。 「働かずして年収10億円!」というキャッチに惹かれて読んでみたけど、少し肩透かしだったかな。 面白くないわけではないけど、
続きを読む松岡圭佑の「小説家になって億を稼ごう」と「催眠」
「小説家になって億を稼ごう」って、別に小説家になりたいわけじゃない。そんな才能も根気もないし(笑) 小説家になって億を稼ごう(新潮新書) これは人気作家、松岡圭佑氏による新書だ。 小説ばっかり読んでいると、新書が読みたく
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