世界に名だたる名橋「錦帯橋」と割と小さな岩国城。

宮島からJRで岩国へやってきた。
小さなローカル駅の岩国駅から路線バスで錦帯橋へ向かう。

錦帯橋は匠の粋を極めた五連の反り橋。山口県を流れる二級河川、錦川にかかっており、日本の名勝にも指定されている。

宮島と岩国は割と近いが、宮島より欧米人観光客(白人)は少ない。やはりあちらは世界遺産だし華やかだからだろうか。錦帯橋も現在、世界遺産を目指しているという。

橋を渡るには300円かかるが、橋を渡る代金に岩国城へのロープウェー、岩国城への入場料との三点セットで970円というチケットがあるというので、それを利用した。
ただ、このセットチケットの販売は15時半までなのでご注意を。

橋を渡るのは有料だが、渡らずとも河川敷には降りられるので、すぐ下の構図の写真は撮ることはできる(笑)

 

遠くに小さ〜〜く見えるのが岩国城。ズームでとってもこの大きさ。

 

隣の山にはなんと家らしきものもならんでいる。民家かな?

 

河川敷から橋の裏をみてみると、その造りの緻密さがよくわかる。
日本人ってすごいよね。

 

アーチの部分は低い階段状になっているため、おいでになる際はスニーカーなどの歩きやすい靴でどうぞ。

 

 

そして、そして、「錦川」の水のきれいなこと。見てくださいよ、この水!
横浜の水道水より綺麗かもしれない(笑)

あの名酒「獺祭」をつくっている旭酒造は岩国の酒造元なのだそうだ。
どうりでこの水のきれいさにも納得。水がいい土地のお米とお酒は美味しい。

 

錦帯橋を渡ると、岩国城城主の吉川(キッカワ)公の銅像がお出迎え。
あの吉川晃司のご先祖様らしい。

 

萩の町も素敵だが、県下の城下町も本当に絵になる。

 

吉香公園の噴水。
ほかにも名所はあるのだが日も暮れかけているため、岩国城へ急がねばならない。

 

旧吉川邸

ここのお堀には、水鳥と鯉が仲良く泳いでいた。

 

岩国美術館も面白そうではあるけど、残念ながら今日はパス。

ロープウェーに乗れば3分足らずで山頂へ着く。

 

ロープウェーの山頂駅からまむし注意の看板がでている山道を歩いて8分くらいで、岩国城の城門に到着する。

 

岩国城は近くでみても、ちょっと大きい家レベル。
デヴィ夫人的お金持ちが「あら、あたくしの家のほうが大きいわ」とか言い出しそう。

ただ、当たり前だが城は大きさではない。
デビ夫人もどきのお金持ちの家より由緒があり歴史があり、趣もあるのだ。

 

城の中は刀とか模型とかよくある展示品が展示されている。

 

錦帯橋の模型

 

岩国城の模型

 

天守閣からは大パノラマが広がっている。
いつだったか、六本木だかの億ションの広告に、「地上を見下ろす」というキャッチがつけられていて、友人がなんという傲慢さ!と嫌悪していたが、こういう景色をみると、そういう気持ちもわからなくもない。
成功者の証なんだろうなぁとか成功しない庶民は思うのだ。

ガスっていてよく見えないが、遠くにみえる岩国錦帯橋空港は、軍用民間共用の空港なのだとか。行きは広島空港ではなく、岩国からきてもよかったかな。

スマホがあれば360度パノラマ撮影ができたのに・・・

 

 

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