続山口旅。
最終日は秋芳洞に行ってきた。秋芳洞(あきよしどう)は、秋吉台の地下にある日本最大規模の鍾乳洞だ。
大谷山荘のある長門湯本からは少し遠いが、無理をしてでも絶対に行こうと思っていた。山口県にくることなどそうない。
ホテルの送迎バスで新山口にでて、軽くお昼をすませる。
時間もあまりないので、駅のなかのうどん屋さんにてレンコン天ぷらうどん。
なんと460円!
天ぷらという名はついているけどもおでんに入っているような練り物系で、うどんは柔らかめ。お出汁はいりこだし。
秋芳洞行きの路線バスは、新山口の新幹線口から一時間に一本くらいの頻度ででている。バスターミナルというほどではなく、乗り場は3つしかないのですぐにわかる。
やってきたバスは、まるで観光バスのような立派なバスだったが、乗客は我々だけの貸切状態(笑)
今はシーズンオフらしい。
運転手さんとおしゃべりしながら、しばし贅沢なドライブを楽しむ。
定年後、路線バスのドライバーをしているという初老の運転手さんは話好きで、若い頃は横浜に住んでいたことがあるという。なんだか不思議な縁ですねと盛り上がり、あっという間に秋芳洞に到着。
バスターミナルや駐車場から秋芳洞への入り口までは結構歩く。
入場料は1200円。
もともとは、秋芳洞と書いて「しゅうほうどう」と読んでいたとか。
それがいつの間にか「あきよしどう」になり、道路標識も全て「Akiyoshido」に変更されたそうだ。
カルスト台地の秋吉台も「あきよし」だけど、秋芳とは漢字が違うのはそのせいなのか。墨田区と隅田川みたいな感じ?
この読み方の変更については諸説あり、運転手さんによると、昭和天皇が皇太子時代においでになった際に、陛下が間違えられて「あきよしどう」とおっしゃったのを侍従が訂正しなかったために、そのまま「あきよしどう」に変わったのではないかといわれているという。
鍾乳洞に入り、入り口を振り返ると不思議な感じ。
地底探索みたいで楽しい。
ロード・オブ・ザ・リングにでてきたゴラムとか住んでそう。
写真は光を拾いまくるため明るめに撮れているけど、実際はもっと真っ暗。
洞内には、地下川が流れていて鍾乳洞の外に流れ出している。
自然がつくりだした不思議な光景。柿といえば柿だな。
なんだろう。このキラキラ。
網がかかっているからもしかして金かな?
三億年のトンネル。
だいたいここまで登り坂で1キロくらい。写真を撮ったり名所でガイダンスを聞きながらだと時間1時間弱くらいかかった。
3億年のトンネルからは黒谷口にでられるが、秋芳洞バスターミナルまではバスで戻らなければならない距離なので、鍾乳洞内を折り返して戻った。
帰りは下りなのでゆっくり歩いても30分くらいだろうか。
ただ、秋芳洞の入り口からバス停は少し歩くので、時間には余裕を持ったほうがいいかも。もしも一本逃せば、一時間待ちは必至です(笑)
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