伊勢に戻ってきて次は猿田彦神社へむかう。
猿田彦大神は、「みちひらき」の神様。
これから何かをはじめようとしている人や、人生の岐路に立っている人に道を切り開いていく力を与えてくれるそうだ。
神社内には、猿田彦大神の奥さんの天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀る佐瑠女神社もある。
天宇受売命は、「芸能」の神様。
古事記では、天照大御神が、弟の須佐之王(すさのうのみこと)の乱暴な振る舞いに悲しみ、天岩戸に引きこもった際、その岩戸の前で踊り(ストリップ!)を踊り、岩戸を開けさせたのが、天宇受売命だという。芸能の神様だけあって、芸能人もよくお参りしているのだとか。
猿田彦神社の境内中央には、方位石があり、、、
「金運」、「仕事運」、「家庭運」、「人気運」など、それぞれ決められた方位の文字に手のひらを当てて祈願すると願いがかなうと言われている。
猿田彦神社のフェイスブックに、それぞれの願いの石の触り方が紹介されている。
一応、わたしも全部やっておいた(笑)
猿田彦神社から伊勢神宮(内宮)は歩いても15分くらいなので、ブラブラ。
その途中には有名な「おかげ横丁」がある。
赤福本店!
いつも混んでいて長蛇の列ができるそうだけど、この日はそれほどでもなかった。
4月には白い赤福も限定販売されるんだとか!
銀行も景観を損なわない作りでおしゃれ。
名物の松坂牛コロッケも食べた。
そして、、、謎のスヌーピーコラボ!
なぜスヌーピー????
と思っていたら、江戸時代、お伊勢参りがしたくともできない人にかわって、犬にお金をもたせて代わりに行ってもらていたそうなのだ。
というのも、昔のお伊勢参りはとにかくお金も時間もかかった。江戸からだと軽く70万〜80万くらいはかかったというから、庶民はそう気軽にというわけにはいかなかったらしい。
だから、犬の首輪にお賽銭や餌代の袋を結びつけ、それに「お伊勢参り」と書いておけば、旅人が犬を連れて行ってくれたという。
それでキティさんではなく、スヌーピーさんが働いているわけですな。
一応、猫もいましたけど猫はお昼休憩中????
犬さんは働きものです。
この猫はお腹いっぱいらしいけど、わたしはお昼がまだなのだ。
ということでお昼ご飯を食べよう。
名物は、「伊勢うどん」と「手こね寿司」らしいということで横丁のお店に。
「伊勢うどん」は柔らか〜〜い極太のフワフワなうどん。月見や天婦羅などもある。うどんそのものは温かいけど、おつゆが張ってあるのではなく、たまり醤油のような色のタレがかかっている。混ぜると真っ黒になるのでビビるけど、味は濃くはない。
手こね寿司は、酢飯にカツオのヅケが乗っかった丼。
どちらも捨てがたかったので、その二つが食べられるセットにした(笑)
さ、これでお腹も満たしたし内宮を参拝します。
つづく。
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