GoToで甲斐路プチトリ③ 身延山久遠寺

下部温泉から車で30分くらいの場所にある身延山久遠寺。
樹齢400年の枝垂れ桜で有名で、できれば春に訪れたい場所だった。
ただ、そのシーズンは混むのよね〜宿は争奪戦だし、桜の開花時期は水物でピンポイントでの予測も難しい。でも、いつか春に訪れてみたいなぁ。

晴れているので、ロープウェイに乗ってみることにした。ロープウェイの駐車場は有料で一時間300円。

駐車場から久遠寺と身延山ロープウェイ乗り場に行くエレベーター。
これはタダ。

登るとそれはそれは立派なお寺が・・・
これが日蓮宗総本山の身延山久遠寺

立派なご本堂。

 

境内の見取り図

 

本来なら下の大きな門から、こんな階段を上がってこなければならない。
写真以上に急角度で、上がってはこれても降りるのは怖そう・・・

むかーし昔20代の頃、アンコールワットに行った時に第二回廊に登ったんだけど、急で朽ちかけた階段を、それこそ四つん這いになってよじ登った(その後死亡事故があり立派な手摺りができた)
登る時はとにかく上しか見ないで上がるけど、降りる時の怖いこと!とにかく足元の階段一段一段だけを見て、貧弱で頼りない針金みたいな手すり?に頼って降りた思い出・・・

ああ、海外に旅行できるのはいつになるのだろう?

本堂の隣には、これまた立派な祖師堂。
日蓮聖人の魂が棲まうらしい。

この後に乗ったロープウェイのガイドのお姉さんの話では、日蓮聖人は、9年間この身延山で過ごし、療養のため常陸に向かう途中で亡くなったのだそう。

「いずくにて死に候とも墓をば身延の沢にせさせ候べく候」という遺言を残したといわれている。

 

大鐘楼も立派

 

本堂の裏手に身延山ロープウェイ乗り場があり、山麓の久遠寺と山頂にある奥之院を結んでいる。往復1500円也。でもココで割引券をプリントアウトして持参すると100円引き。

登る途中には野生のバンビちゃんがいたけど、写真とれず・・・
i-Phoneだとすぐシャッター押せないのが難点だわ。

700mくらい登るので山頂は4度くらい寒い。

 

 

左右の大きな杉の木は日蓮聖人が自ら植えた「御手植杉」。
左が母親、左が父親のための木。

母親のための杉には瘤があり、なんだか子宮を連想してしまう。

「御手植杉」は他にあと2本あり、これはお国のために植えた木。
なんだけど、上の部分が枯れてる・・・
頑張れ、お国のための杉!!!


残る1本は師匠のための木。
こちらはお元気そうで何より。

階段を上り切ると、立派な山門が。
こんな山のてっぺんによく作ったなぁ。

御本堂。

晴れてはいるのだけど標高が高いため、一体は雲の中。
杉林も幻想的な雰囲気。

冨嶽三十六景の「身延川裏不二」と同じ景色が見えるはずの展望台もあったけど、残念ながらまたもや富士山は見えず。晴れてるけど、山頂部は雲がもくもくで視界が悪い。

富士山堪能はまたの機会に・・・

帰りはまた甲府経由。
途中道の駅富士川で休憩を挟み、武田神社にお参り後、真っ赤なレンタカーを返し、再び「かいじ」で帰宅の途に。

楽しい甲斐路プチトリでした。
やっぱり出かけると気分転換になるなぁ。

次はもっと寒い時期に寒いとこにいきたい。

 

 

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