本書は、映画化もされている超人気シリーズ「特捜部Q」の最新作。 なんともうシリーズも8作目。毎回新鮮なので気づかなかったけど、カールとアサドが知り合ってからも10年が経つというから驚き。その分私もあなたもトシをとったわけ
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お久しぶりのラーシュ・ケプレル「砂男」
「催眠」で颯爽とデビューしたスウェーデンの覆面作家ラーシュ・ケプレル。 新人作家にしては完成されすぎていると話題になったが、後にスウェーデンの人気作家夫婦のペンネームだということが明らかに。才色兼備!美男美女のカップル。
続きを読むさようならリスベット!「ミレニアム6 死すべき女」
故スティーグ・ラーソンの後を引き継ぎ、スウェーデン屈指の人気作家ダヴィド・ラーゲルクランツが新しい「ミレニアム」を届けてくれていたが、ついに最終章を迎えてしまった。 ミレニアム 6 上: 死すべき女 ミレニアム
続きを読む混沌の18世紀末のストックホルムが舞台の猟奇系ミステリ「1793」
アマゾンの紹介文には大型北欧歴史ミステリーとあるが、「スターリンの息子」と同じく、こちらも三部作の第一作目。ちなみに次作は「1794」なんだそう。一年刻み作戦かな?(笑) 「1793」 18世紀末は欧州激動の時代だ。スウ
続きを読むソ連崩壊直後のロシアを舞台にした異色のヒーロー・ミステリ「スターリンの息子」
タイトルからも察せられるとおり、舞台はほぼロシア。ソ連邦が崩壊してロシア連邦が誕生した当時の不安定な時代だ。
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