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クリムト展 〜ウィーンと日本1900に行ってきた!

2019-06-15

東京都美術館で開催されている「クリムト展」に行ってきた!
平日なのに激混み。土日はどれほど混んでいるんだろう?

しかも冷房効きすぎで寒かった。この日はとても混雑していたので、美術館側もあえて冷房を強めにしたのだろうけど、この冷房の強度が読めないのよね…。日によっては蒸し暑かったりするし。
あと一回くらい行きたいけど、次は対策万全で行かなくちゃ(苦笑)



過去最大級のクリムト展とあって、目玉となる作品も「ユディトⅠ」、「女の三世代」、「赤子」「オイゲニア・プリマフェージの肖像」等盛りだくさん。
「接吻」まではさすがにベルヴェデーレ宮殿も貸してくれなかったのかな?

初期作品や、肖像画、風景画も多く展示されていて、非常に見応えがあった。

その画風の大きな転機となったのは、ジャポニズムだという。クリムトの日本美術コレクションも展示されていた。
もともと人気のある画家だが、今回のクリムト展が大盛況なのはこのあたりにも要因があるのかな?

「ユディトⅠ」に始まる黄金様式は、日本の蒔絵や金屏風の影響だろうか。
絵の中に黄金をふんだんに使うことで、ユディトの表情の生々しさが際立っている。
それに金の額縁!自らデザインしたこの額縁あってこその「ユディト1」であり、「裸の真実」でもある。
「女の三世代」の背景も小紋の柄を連想させる。


再現展示の「ベートーベン・フリーズ」は、複製といえども迫力があった。都美側も準備が大変だったのだろうが、いつか本物を見たいなぁ…

思いの外、印象に残ったのは、クリムトの風景画の数々だった。
その作風同様に華やかな女性関係で知られるクリムトだが、彼が生涯愛した女性は、弟の奥さんの姉だったエミーリエ・フレーゲだったと言われている。
クリムトが風景画を描くようになったきっかけは、そのエミーリエがストレスフルだった彼を郊外のバカンスに誘ったことだったそうだ。自然に囲まれた中で、通常の「仕事」とは違う「風景画」を描くことで癒されたのだろうか。
クリムトの風景画は印象派のようでもあるが、視界は狭い。その構図は望遠レンズを覗いたものに似ている。
その絵はまるで幸福なひと時を切り取っているかのようだった。



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