お天気は相変わらずだけど、最終日は島内一周ドライブ。
一月に35日雨が降ると言われる屋久島。つくづく縄文杉トレッキングの日は晴れてて良かった。
観光用のパンフにあるコースに沿って、まずは屋久島環境文化センターにやってきた。
有料セクションは映像がメインだったので、結局無料で見られる展示だけw
素敵な屋久島染めの着物と帯。
続いてやってきたのは、志戸子ガジュマル園。
入園料は240円。
ガジュマルは南国気分たっぷりな木だけど、ガジュマルがあるのは島の沿岸部だけ。ほとんどが山が占め標高の高いところでは生態系もガラリと変わる。
この辺りの諸島で唯一、屋久島だけが雪が降る。
ガジュマル園からしばし車を走らせて、島の西側の永田いなか浜へ。
ここは有数のウミガメの産卵地。毎年GW頃からウミガメの観察会が行われているが、コロナがまたジワリと増えているせいで今年の観察会は全て中止になってしまった。
密に気をつけながらではあるけど、もう普通に日常生活を送り、旅行にもきているけど、コロナ禍はまだ終わらない。
そこにきて、最近では子供の肝炎やサル痘も流行しはじめていて、終末的な様相を呈してきた・・・
ミチオ・カクの「人類、宇宙に住む」でも紹介されていたように、私たち地球の文明は、カルダシェフのエネルギー消費量を元に区分けされる文明尺度では文明0に該当する。
ある惑星の文明の移行が最も難しいのが、0から文明Ⅰへの移行で、私たちはまさにその真っ只中にいるらしい。宇宙には膨大な数の星があるのに、どうして私たちは異星文明に出会えないのか?という疑問に対する一つの解は、この文明発展の移行の難易度にあるとも言われている。例を挙げるまでもなく、私たちが今直面しているのは、疫病、核の拡散、温暖化、生物テロだ。
なんとか、やり過ごせるといいのだけれど・・・
少し話が逸れてしまった。
お天気がよければ、もっと海が青かっただろうな。
遠くに見えるのは口永良部島(くちのいらぶじま)。
お次は屋久島灯台。屋久島の西の端にある。
灯台を後にして、さらにクネクネの細い道へと入る。
世界遺産地域が含まれている通称「西部林道」と呼ばれる道だ。
ここでは、野生のヤクザルたちが群れをなして暮らしており、ヤクシカにも出会える。
そして最後は、大川の滝。
最後の夜くらいはホテルのそばの居酒屋さんに行こうと思ったけれど、電話をしてみたら予約でいっぱいとのこと。
結局面倒になってホテルで済ませた。
翌日は飛行機で島を後に。
小さいボンバルディア機で鹿児島空港まで飛び、乗り換えて帰りました。アディオス!屋久島!
これにて屋久島旅行記はおしまい。
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