ウィンズロウといえば、東江一紀さん。一昨年、鬼籍に入られてしまわれたのは周知の通りだ。 東江訳じゃないウィンズロウなんて、ナダルが優勝しない全仏と同じ。 実は恐る恐る読んだのだが、これが実にすんなり読めた。 というのも、
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特捜部Q 吊るされた少女 / ユッシ・エーズラ・オールスン
「特捜部Q」のシリーズももう6作目だ。 まだこの「特捜部Q」のシリーズを手にしたことのない人にとっては、過去の5作品を読むのはかなり億劫だと思う。しかもどれも割とボリューミー。 でも、このシリーズは、読まなくてはもったい
続きを読む悲しみのイレーヌ / ピエール・ルメートル
さて、『悲しみのイレーヌ』は、ピエール・ルメートルのデビュー作だ。 そればかりか、『その女アレックス』 で活躍したカミーユ警部シリーズの第一弾でもある。 『その女アレックス 』では、身長145cmの小柄なカミーユ警部が主
続きを読む『笑う警官』読書会
いつものスピンオフではなく、翻訳ミステリーサイトに告知した久しぶりの公募の読書会。 メンバーは見た顔が多いけれど(笑) 人数が多いので、3つのグループに分け読書会スタート! 私の班は年齢も幅広く様々なメンツの8名だった。
続きを読む笑う警官 / M.シューヴァル&P.ヴァールー
週末の読書会の課題本は、『笑う警官』の新訳バージョンとの指定つき。 なので、新たに購入し久しぶりで読んでみた。 冬のある日、ストックホルムのはずれの荷役場の鉄柵に、市バスが突っ込む。 巡回中の警官二人がその二階建てバスの
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