ああダイエットは一生の闘い!「一度太るとなぜ痩せにくい?肥満と食欲の科学」

暑さが苦手だ。いや、寒いのもキライだが、寒いのは着るものやカイロでまだなんとかなる。暑いのはどうしようもない。

というわけで、少しでも涼しげなお写真を・・・

暑いので家に引きこもっているが、だらだらしていると太る。
お腹がすいてもいないのに始終何か口にしていれば、太るのは当たり前だが、太ると気が滅入り色々とやる気もなくなる。その負のスパイラルから抜けるのはかなり大変だ。

それをわかりやすく説明してくれるのがこの本。

 
一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)

前半部分は肥満が健康に及ぼす害など基本中の基本のことが書いてあるが、後半部分は読む価値あり。(もしもあなたが肥満に悩んでいるのであればの話だが)

私が目下陥っている「お腹がすいてもいないのに食べたい」という要求は、「快楽生の食欲」というものらしい。消費したエネルギーを補うためでも、生命の維持のためでもなく、食べることによって脳内にドーパミンを生じさせることにより快楽を得たいがために食べたいのだ。

人の脳は、そもそもが「甘味と脂肪」に弱くできている。いわば「甘味と脂肪」は脳にとっては麻薬で、その依存性も極めて高い。
そして当然、高カロリーの代名詞でもある「甘味と脂肪」は太る。
で、あっという間にデブの出来上がりというわけ。

さらに恐ろしいことに、ラットの実験によれば、この「甘味と脂肪」への依存は麻薬よりも強いという
しかも肥満者はドーパミンの効きが悪い。つまり、より強い刺激によってしか快楽は得られない身体になっている。だからより「甘味と脂肪」を欲する。

・・・かくして一旦デブれば、そのデブ状態から脱するのは難しい。

「食べた分、運動をすればいいじゃない?」
とおっしゃるそこのあなた。

ジム歴25年(幽霊会員時代込み)の私がお答えしましょう。
「運動では痩せません」

この本にも書いてあるが、運動するとその分食べたくなるものだし、吸収率もよくなっている。それに1キロの脂肪を減らすには実に7000キロカロリーの消費が必要だ。負荷をかけてエアロバイクを一時間漕いでも、せいぜい100カロリーが関の山。
周囲を見渡しても、ジムにスタイルのいいスレンダーな人は少ない。
逆に運動はメンタルの健康のためのものだと思う。「甘味と脂肪」ほどじゃないにしても脳内ホルモンもでるから。

また、デブの負のスパイラルのもう一つの原因は、「前頭前野」の働きが鈍くなることにある。
特に外側前頭前野は、「より理性的な意思決定を行う」部分だという。健康へ良し悪しといった長期的な価値を判断して自制心を生み出すところだそうだ。
ところが肥満者では、その部分の働きが弱くなっているのだという。
デブに自制心はない。

そういえば、だらだら食いなデブに陥っているときは、私は何もやる気が起きず、やらなくてはならないことを先延ばしにして、短期的な快楽(=だらだら食い)ばかり追求してしまう。
たぶん、私の前頭前野はやばい状態なんだろう・・・

じゃあどうすればよいのよ?!と思われるだろうが、デブに特効薬はない(今のところ)
誘惑を断ち切りたいジャンキーと同じで生涯の闘いだ。
本に書いてあるのも常識的なことばかりだが、「米を食べるな」と言ってないところは好感が持てた。お米大好きなので(笑)
筆者がいう甘味とは砂糖や飲料に多量に含まれているコーンシロップのことだ。

ちなみに前頭前野は鍛えられるそうだ。
ちょっとした有酸素運動や料理をすることでも違うらしい。そういえば、お料理の先生で太ってる人って少ないし、運動はメンタルに良いことの証明にもなっているな。

とりあえず、暑いけどジムには行くようにして、なるべく手の込んだ料理にも挑戦しなければ・・・

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