確か、春の翻訳ミステリー大賞コンベンションの版元対抗ビブリオバトルで優勝したのが本書だった。何しろエルロイの新刊や、ロスマク、S・ハンターを差し置いて優勝したのだ。 解説の霜月氏も言及していたが、雰囲気は「邪悪な少女たち
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プラハの墓地 / ウンベルト・エーコ
トルコの空港やバングラディッシュでテロが起き、英国はEU離脱を決め、まだ2016年は残っているというのに色々ありすぎる。 この上、もしもトランプ大統領まで誕生しようものならどうなることか。 世界は混沌の最中にあり、後で歴
続きを読む白夜の一族 / スティーヴン・ロイド・ジョーンズ
ウィンブルドンもセカンドウィークに入り面白くなってきた。 思いの外頑張っているのがチェコのベルディヒさん。チェコ語というのは、世界一難しい言語だと聞いたことがあるが、発音も難しいらしい。彼の呼び方もベルディヒ、ベルディハ
続きを読むビッグ・ノーウェア、LAコンフィデンシャル、ホワイト・ジャズを一気読み!
エルロイは「人の感情にへつらう安っぽい善良さなぞ、最後のひとかけらまで破壊してやる!」といっているが、確かに、人間には、社会には、その本質のところで、綺麗ごとだけではどうにもならないエルロイ的一面があるのかもしれない。
続きを読むニック・メイソンの第二の人生 / スティーヴ・ハミルトン
九州は大変な雨みたいだけど、関東はどうやら空梅雨らしい。ムシムシ〜。 そんななか朝から病院にいくが、病院というのはとにかく待たされるところだ。「ニック・メイソンの第二の人生」を読み終わってしまったですよ(笑)
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