本書、『完璧な夏の日』はイスラエル人作家によるもので、なんでも2013年度の英ガーディアン紙ベストSFに選出された作品なのだとか。 経歴をみると著者自身がコミック畑の人。 SFとコミックはもとより親和性がある。コミ
続きを読む完璧な夏の日 / ラヴィ・ティドハー

読書日記ときどき食日記、たまにお出かけ。
本書、『完璧な夏の日』はイスラエル人作家によるもので、なんでも2013年度の英ガーディアン紙ベストSFに選出された作品なのだとか。 経歴をみると著者自身がコミック畑の人。 SFとコミックはもとより親和性がある。コミ
続きを読む物語の舞台は60年代後半東西冷戦の真っただ中のイギリス。 MI5は出てくるし、主人公はそこに勤務もしているが、女スパイというのはなんだか違う気がする。ただ若く、恋をし、その気持に振り回された女の子の物語というほうがふさわ
続きを読む私はこの小説大好き! 主人公はマーク・ワトニー、植物学者にしてエンジニアの役割を担う宇宙飛行士。 彼はNASAの火星探索アレス3のクルーの一人で、今たった火星にいる。 大規模な砂嵐にみまわれたうえに不幸が重なり、火星に取
続きを読む昨年末からの積読本になっていた『繊細な真実』 を読んでみた。 本書の主人公は二人いる。 一人はまもなく定年をむかえようとしている低空飛行の外交官だ。 彼は、突如として英国領ジブラルタルでのある作戦に加わることになる。与え
続きを読むすっかりハードボイルドだと思っていたので、これがあらびっくり! 主人公は元刑事でニューヨーク州の地方検事ジャック・キーラー。 妻のミアはFBI捜査官というハードな夫婦だ。 ある朝目覚めた彼はバスルームで信じられないものを
続きを読む“赤の女王”とは何ぞや。 しかもサブタイは「性とヒトの進化」である。 往年の杉本彩みたいなのを想像してしまった人は残念でした。 本書は”性淘汰”にかかる科学啓蒙書であり、”赤の女王”とはあのルイス
続きを読む昨日に引き続き読書会。 この日は少人数でゆるゆると・・・ まずはマーロウにちなんでギムレットで。 なんかカクテルグラスが違う・・・? 運んでくれた方がなにか言い訳してたけど、ま、いっか。 ギムレットを飲むのはどういう味だ
続きを読むまるで「シンプル・プラン」の舞台のように、天気予報が雪だ積雪だと脅すので恐々としていた。 キャンセル、人数変更の受付は前々日までしか受け付けません!という鬼畜な店なので、雪のなか、最悪一人でお金を払いにいくというシチュエ
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