色々な国のミステリ(広義の)が読めるようになって、思ったのは、イタリアのものはかなり好みに合う、ということだ。 ウンベルト・エーコはもちろん、サンドローネ ダツィエーリのダンテとコロンバのシリーズも好きだったし、最近では
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川崎が舞台のクライム・ノワール「テスカトリポカ」
ああ、日本にもこういうのを書ける小説家がいるんだなと驚いた。麻薬戦争といえばウィンズロウだが、そう負けてないかも。 もちろん同じ土俵で語る事はできないし、そもそも本書「テスカトリポカ」で描かれるのは、麻薬より”臓器売買”
続きを読むガブリエル・アロンのコンクラーベ!「教皇のスパイ」
イスラエルの諜報機関長官ガブリエル・アロンのシリーズ最新作。 教皇のスパイ 〈ガブリエル・アロン〉シリーズ (ハーパーBOOKS) 最新刊が出るたびに、米国でのベストセラー1位となり、シリーズ最高傑作というキャッチコピー
続きを読むディーヴァー級のエンタメ感!太田愛の「犯罪者」
ここ数年は翻訳ものばかり読んでいたけれど、国内ものも悪くないなぁと思う。しかも安い! 悪くないどころかかなり面白いのもあって、本書「犯罪者」などはその最たるものだ。 なんとなくAmazonのおすすめに引っかかり、サンプル
続きを読む最弱最小の諜報機関のエスピオナージ「鳴かずのカッコウ」
theatお久しぶりの手嶋龍一氏の小説。 「ウルトラ・ダラー」、「スギハラ・サバイバル」でお馴染みのスティーブン・ブラッドレーのシリーズの最新作。 全二作は読まなくとも、単独でも楽しめる。 鳴かずのカッコウ
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