シャウエンを後にしてフェズに移動するともうすっかり夜。
その夜の宿は旧市街にあるホテルで、窓からは賑やかな街の喧騒がみえた。
週末ということもあるのか、夜遅くまで人々(男性のみ)は楽しんでいるようだ。
だた、一般に旧市街は新市街より治安も良くない。
添乗員さんに絶対ホテルの外に出ないようにと、釘を刺された。
添乗員さんに絶対ホテルの外に出ないようにと、釘を刺された。
つい先日も近くで殺傷事件があったらしい…
流石にお疲れだったので、お休みなさ〜い。
翌朝は迷宮都市フェズの観光。
・・・の前に、ちょっと王宮に寄り道した。
・・・の前に、ちょっと王宮に寄り道した。
我らがイケメンガイドさん曰く、今の王様はカサブランカに住んでいるが、ここは王室がフェズを訪れる際に滞在する王宮の表門なのだそうだ。
日本でいうと、葉山の御用邸みたいなもの?
日本でいうと、葉山の御用邸みたいなもの?
中には入れないので見学は門だけだったが、モザイクやブロンズ細工が見事。
ガイドのハミド氏は今日はジュラバといわれる民族衣装で気合満々。足元もバブーシュでキメキメ。
このブロンズはレモンで磨くのだそうだ。
モザイクも細かいわ〜
王宮を後にして、有名なブールジュード門からフェズのメディナの中に入る。
中は世界最大の迷路だ。
地図もないので、迷子になったら探してもらえない。
地図もないので、迷子になったら探してもらえない。
そもそも地図もないので、Google先生すら役に立たない。
もしも今日、皆とはぐれてしまったら、フェズの人として生きていくしかないということ。
添乗員さんにガイドさん、今日はもう一名現地助っ人がついて、誰もはぐれることのないように万全の引率体制。
と言ってたけど、助っ人さんが途中からどこかに消えたんですが。s
と言ってたけど、助っ人さんが途中からどこかに消えたんですが。s
門の内側の猫もなんだかミステリアスだ。
メディナの中は道が細く車は入れないので、もっぱらロバや馬がその役割を果たしているという。
でも、それ重量オーバーじゃね?
同じ動物でもモロッコでロバに生まれるのと、日本でトイプードルに生まれるのじゃ、人生(動物生)全然違うよね…
苦手なかたはごめんなさい!な光景。
ハエもブンブン。
ブーイナニア神学校は、14世紀に建てられたマリーン朝最大の神学校なのだそうだ。
なかは厳かな雰囲気。
イスラム教の礼拝の前には「ウドゥ」と呼ばれる清めの儀式を行う。私たちが神社で手と口をすすぐのと同じように、この水で、手や口、顔、頭、耳、足を清めるのだそうだ。その順番も、清める回数も決められている。
神学校を出ると、銀とブロンズ細工のお店に立ち寄る。
手仕事。
見事な細工。
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続いて、オリーブの専門店。
至るところにあったサボテンの実の露店
一個1ディラハム。お金を払うとおじさんがナイフで剥いてくれる。
サボテンの実には棘があるので手袋必須なのだ。
あまり甘くないキュウイフルーツみたい。
なんか臭うなと思ったら、牛&羊の毛皮がワイルドに干されていた。
ハエがブンブン。
こういう細い道が無数にあり、迂闊に入り込むともうきっと戻れない。
フェズの人として生きていくのだ。
建築基準法とかなさそう。
路地を抜けてネジャリーン広場へ出てきた。
水場もある。
猫まったり。
すぐそばのムーレイ・イドリス廟。観光客でごった返しているが中に入ることはできない。外から覗き込むだけ。
中は絢爛豪華だった。
「ねずみ男」発見!
モロッコのジュラバは「ねずみ男」に似ている。
世界最古の大学
迷路のような道が無数にあるのだが、ロバすら通れない細さ。マツコも絶対通れない。
そしてタンネリーといわれる皮工場にやってきた。
臭いが強いので、入り口でミントをくれる。
狭い階段をぐるぐると登っていくと、ガイドブックでよく見る光景が広がっていた。
くさいし、暑い!
ミントを鼻についてても臭ってくる。
くっさ〜
この下の階は革製品の販売店になっていて、皆さんここで革製品をお買い上げ。
バブーシュが一番人気で、安いものは1000円くらいからある。
私もオットに高級ヤギ皮のスリッパを買った。
たぶん、高値で(笑)
もっと粘って値切り交渉すべきだったが、暑いし臭いしで面倒になってしまったのだ。
オットよ、高かったんだから、大切に履きなさい。
フェズの人にならずにすんだけど、もうクタクタ。
でも、次はいよいよ今回のメインイベントなのだ。
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