モロッコへ行ってきた!その⑦ 〜トドラ渓谷、アイト・ベン・ハッドゥ

朝日鑑賞後はホテルに戻って朝食を済ませ、再びバスで、トドラ渓谷へむかう。

と、その前に化石工場に寄り道。
化石の採掘体験ツアーとかもあるみたい。
 
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三葉虫の化石が高価なのは、深く掘らないとでてこないからだそうだ。
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砂漠のバラ。
スライスアーモンドに似てる。
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アンモナイト。
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結局何も買わずに、お店を後にした(笑)///
だって化石は重いし、別に欲しくないし。
 
 
一路、トドラ渓谷を目指して走っていると、山に字が書いてある?
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「アッラー・神・国」と書いてあるそうだ。
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途中、お茶をしたりして、ようやくトドラ渓谷に到着。
晴れてて爽やかな天気だけど、乾燥しているせいか日陰はひんやり。
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この空の色。本物はもっと青かった。
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本来はここのレストランホテルでランチの予定だったのだが、数年前に土砂崩れが起きてしまい、そのレストランホテルは文字通り潰れてしまったのだそうだ。

古いガイドブックにはまだ載っているらしいのでご注意を。

その後、政府からここで営業を続けることを禁止されてしまったため、今は市街地に移転して営業しているらしい。

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あ、向こうで何かやってる人がいる!
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ズームしてみよう。
といっても、望遠レンズはバスの中に置いてきてしまったので、これで精一杯。
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バラ水を扱うお土産もの屋さんに寄ったあと、一路ワルザザードへ。
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それにしても毎日結構な距離バスに乗って移動する。
乗ってる我々も大変だが、運転手さんはもっと大変。
日本のように労働基準法があるわけでもないので、運転手さんの交代はない。

しかも山越えの悪路が多いため、少し油断すると大事故に繋がりかねないが、悪路でもなんでもぶっ飛ばず運転手さん…

詰め込みツアーなので、スケジュールもギュウギュウだからだと思われるけど、む、無理しなくて大丈夫ですからね。
少しくらい遅れたって全然平気ですから。
 
 
 
ホテルにつくと日もとっぷり暮れていた。
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ホテルのリヤド(中庭)
こうしてみるとリゾートっぽいけど、夜は肌寒いくらい。
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お部屋から見えた月
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さて、一夜あけて翌日は朝から世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥ観光に出かけるのだが、その前に、このあたり一帯は、ハリウッド映画の有名なロケ地になっているため映画スタジオもある。

「ベン・ハー」、「グラディエーター」、「バベル」、「ミッション・インポッシブル・ゴーストプロトコル」等々・・・のロケがここで行われたのだそうだ。
ガイドさんは、なんとブラピのアテンドもしたことがあるんだって!
 
 
そのアトラス・コーポレーション・スタジオの前でお写真タイム。
ハリボテ感満載なんですけど(汗)
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スタジオ内の見学もできるらしいが、我々はスタジオの中には入らず、目的のアイト・ベン・ハッドウへ向かった。
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なかなかワイルド。
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細い道の両脇にはお土産もの屋さんがいっぱい。しかし商品はどれもかなり「年季」が入っている。誰がこれを買うのだろう?
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半分くらいまで登ってきたところの景色
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ここにあるお土産屋では、おじさんが炙り出し絵を描いてくれる。
小さいハガキサイズのもので150ディルハムくらいだったかな?
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サフランの染料でかいてバーナーの火で炙ると、
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陰影がついた絵が浮かぶ上がる。
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てっぺんはすぐそこ。
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頂上まで登るとさすがに汗ばむが、この絶景!!!
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逆側
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帰りにはここに住むムサさんのお宅を見学させてもらった。ムサさんのご一家はなんとこの世界遺産に住んでいるのだ。
 
デーツでおもてなししてくれたムサさん。
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玄関脇には自家用車兼ペットのロバ。
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お風呂は昔の日本の五右衛門風呂みたいな感じで、火を焚いてわかすそうだ。
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キッチン
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奥様のお仕事部屋
 
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農業のできない土地のベルベル人はたいてい女性が働いて一家を養っていることが多い。しかしムサさんはこう見えて奥さんが2人もいるという。モテるやん。
この国では4人まで妻を娶ってもいいそうだけど、近年は女性の人権が重視されはじめて、今は最初の奥さんが「Yes」と言わなければ、二番目の妻をもらうことはできなくなったという。ガイドさんも試しに奥さんに聞いてみたところ、「I Kill You!」と言われたそうだ(笑)
 
 
リビング
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猫がワラワラと
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ムサさん、ありがとうございました。
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明日はもうひとつのメインイベント。例のアレを買いにいきます。
つづく

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