今、国内作家で最も注目している長浦京氏の新刊。 ヤクザの話なのでかなり血生臭く、ダメな方はダメかもしれないが、裏社会を通しての戦後の日本が非常に興味深く描かれていて一気読み。 物語は広島と長崎に原爆が投下され、ラジオで昭
続きを読むカテゴリー: フィクション
この物語の続編が今起きていること。混沌とロマンチシズム「武漢コンフィデンシャル」
久々のスティーブン・ブラッドレーが主役のエスピオナージ。 てっきり前作の「鳴かずのカッコウ」の続編かと思いきや、残念ながら我らがジミーこと壮太は登場しない。 時代はもっと遡り、スティーブンが香港に滞在していた時分の物語だ
続きを読むコルター・ショウ シリーズ第三弾!「ファイナル・ツイスト」
リンカーン・ライムともキャサリン・ダンスとも全然違う、賞金稼ぎのショウが主人公のディーヴァーの新シリーズの三作目。 ファイナル・ツイスト 待望ではあったが、如何せんお高い。 電子版でお値段2,800円… でもやっぱり
続きを読むサスペンスと情動「プエルトリコ行き477便」
まず、昨日の安倍元首相の事件には驚いた… 心より、ご冥福をお祈りいたします。 さて、あまり馴染みない二見文庫。アマゾンを見てると購入履歴からのおすすめで出てきたのがこの本。これがなかなかの掘り出し物だった!
続きを読む核武装したギャング政権の金を奪え!ガブリエル・アロン・シリーズ「報復のカルテット」
これほど長く続きながら、常に新鮮なダニエル・シルヴァのガブリエル・アロンのシリーズ。今回もまた「全米初登場1位」だそうだが、それもさもありなんで面白い。 報復のカルテット 著者はアロンにプーチンをして「核武装したギャング
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