しばし閑話休題。
今回私が参加したのはしつこいけども「激安ツアー」。
調べてみると一応ホテルは4つ星だったが、あくまでモロッコ基準。先進国のそれに比べれば著しく劣る。
4つ星って横浜でいうと、インターコンチとかランドマークかな?という感じだが、モロッコのそれはもう全然まるっきり違う。
当たり前か。
当たり前か。
ドライヤーもテレビも壊れていて、普通にただのインテリア化しているし、アトラス山脈の向こう側では、お湯の温度も調節不能。
しかも鍵すら開けられなかった。砂漠でお湯が出ないというの聞いていたが、この鍵が曲者で。
しかも鍵すら開けられなかった。砂漠でお湯が出ないというの聞いていたが、この鍵が曲者で。
あるホテルでは、私は最後まで自力では開けられなかったのだ。
どうしたかというと、ホテルの人に開けてもらったり添乗員さんに開けてもらったり。
我ながら迷惑な客だが開けられないものは仕方ない。
どうしたかというと、ホテルの人に開けてもらったり添乗員さんに開けてもらったり。
我ながら迷惑な客だが開けられないものは仕方ない。
その鍵というのは倉庫の鍵みたいなヤツで、馬鹿でかい胡椒れみたいな木のキーホルダーがついている。
もう、ビジュアルからしてヤバめ。
もう、ビジュアルからしてヤバめ。
差し込んで回すとぐるぐると何回転もするし、開かないうえに鍵穴からも抜けない。
日本人はこの鍵が苦手らしいが (当たり前じゃ)、私はもうどうやったって開かなかった。
難易度高すぎ。トイレの次に衝撃。
難易度高すぎ。トイレの次に衝撃。
どのホテルにもリヤドという中庭がついており、素敵ではあるが、如何せん鍵が。
アメニティも全く期待できないので、必要なものは一通り持っていって正解だった。
シャンプー、トリートメント、ボディソープ、洗顔フォームにハミガキセット、ドライヤー、ヘアブラシは必須。女性の方はこれに、化粧品も加わるかな。
シャンプー、トリートメント、ボディソープ、洗顔フォームにハミガキセット、ドライヤー、ヘアブラシは必須。女性の方はこれに、化粧品も加わるかな。
海外用なのにドライヤー壊れた!という方も結構いたらしいが、電圧も安定していないのかもしれない。
部屋にはサービスウォーターも湯沸かし器もナッシングのないない尽くし(笑)
実は「どん兵衛」を持っていこうかすごく迷ったけど、どうせ持っていっても食べられなかった。
満足にお湯も沸かせないからね。
満足にお湯も沸かせないからね。
代わりに伊右衛門を3本ほどスーツケースに入れていったがこれが大正解だった。
そもそも日本のお茶は売ってない。カタール航空はエコノミーでも30キロまでOKなので、もっとたくさん持っていけばよかったかな。
そもそも日本のお茶は売ってない。カタール航空はエコノミーでも30キロまでOKなので、もっとたくさん持っていけばよかったかな。
砂漠側のあるホテルは部屋の電話が死んでいた。
受話器をとってもうんともすんとも言わない。
翌朝は早いので添乗員さんがツアー客の全客室にモーニングコールを頼んでくれていたが、これじゃ意味がない。
受話器をとってもうんともすんとも言わない。
翌朝は早いので添乗員さんがツアー客の全客室にモーニングコールを頼んでくれていたが、これじゃ意味がない。
電話が壊れていることを一応フロントに伝え、その夜は寝たのだが、なんと翌朝、フロントマンがノックでモーニングコールをしてくれた。
手動モーニングコール!
ある意味4ツ星のサービス?
スマホもあるので別によかったんだけども。
WiFiはどのホテルでも一応はロビーやレストラン付近でつながることはつながるが、とにかく遅かった。
それから、モロッコは夜はお酒を売れないなどの制限があるので、ワインを持参された方もいたらしい。
けど、これから日本人が団体でいくよ〜とガイドさんが電話すると、店の方が買い出しに行ってくれてたらしいw
ランチでは飲めるが、ディナーは時間が遅いとダメなことも。
物価は概して安い。
ミネラル・ウォーターも安い。レストランで、2リットルサイズが25ディラハム、スーパーや売店などでは4〜6ディラハムだった。
ミネラル・ウォーターも安い。レストランで、2リットルサイズが25ディラハム、スーパーや売店などでは4〜6ディラハムだった。
それはさておき、我々のツアーは10月初旬だったのでまさしくモロッコのベストシーズン。
暑すぎず、寒すぎることもない。
暑すぎず、寒すぎることもない。
砂漠の朝日ツアーを除けば、半袖のカットソーに薄手のカーディガンで大体OK。
朝晩は少し冷えるので、これにフリースかなにかがあれば完璧。
朝晩は少し冷えるので、これにフリースかなにかがあれば完璧。
砂漠用には、10月上旬ならライトダウンがあれば大丈夫かな。冬だとかなり冷え込むと聞く。
あと、ツアーなのでバスで長距離移動というパターンだが、足元は絶対に歩きやすい靴で。
バス移動が多いとはいえ、観光地ではどのスポットもかなり歩くし、アイト・ベン・ハッドゥなんて、もう軽い登山だから。
出発前から、書面や電話で「歩きやすい靴で」と繰り返し言われるには、ちゃんとそれなりのワケがある。
私もお出かけのときは9cmヒールを履くバカ女なので、いついかなるときも「素敵なワタクシ」でありたい気持ちはよくわかる。
短い足もちょっとは長く見えるしね。
短い足もちょっとは長く見えるしね。
しかしデートするわけじゃなし、出会うのはせいぜい”ベルベル人のラクダ遣いのお兄ちゃん”くらいのもの。
お洒落よりも安全と快適さです!
また、モロッコでお約束の朝日ツアーにいらっしゃる方へ。
砂漠なんて、どうせ砂が入るんだし、裸足で歩けばいいやと思ってる方もいるだろう。
サハラのサソリでは死にはしないらしいけど、刺されるとかなり痛いらしいですよ。
血清を打つにしても、ラクダでのろのろと戻った地点にしかないらしいからね。
コメントを残す