「催眠」に始まったラーシュ・ケプレルのヨーナ・リンナ警部のシリーズは、この「墓から蘇った男」で7作目をむかえた。 少しブランクがあった「砂男」以降は、なぜこんな強烈な展開に?!というほど、ヨーナに悲劇が襲いかかる。 日本
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ロバート・ベイリーのプロフェッサーシリーズはこれでおしまい「最後の審判」
このシリーズは3作目の「ラスト・トライアル」で完結したのかなぁと思っていた。だって「ラスト」だし。 でも4部作だったのね。 最後の審判 (小学館文庫) 前三作を通しての敵、ジムボーン・ウィーラーをようや
続きを読む元マル暴担コンビのイケイケ痛快クライム!黒川博行の「熔果」
黒川博行ファンにはお馴染みの、堀やん(堀口)と誠やん(伊達)の元大阪府警マル暴担のクライムシリーズ。「悪果」にはじまり「果鋭」、「泥濘」ときて、もう4作目になる。 悪徳警官の二人は監察に目をつけられ、堀口はヤクザに刺され
続きを読むネトフリを待たずに読んでしまったw「チェスナットマン」
この秋からNetflixで放送開始のドラマの原作で、デンマーク発のややエグ目のダークミステリー。 著者はドラマ「キリング」の脚本家という実力派で、デビュー作にしてバリー賞受賞作だ。 コンテンツは多いものの見るものがそれほ
続きを読む近未来orパラレルワールド?でもガチガチのハードボイルド「暗黒自治区」
「このミステリーがすごい!大賞文庫グランプリ」受賞作。 大変紛らわしいのだが、この賞は年末に出る「このミス」とは別もので、宝島社が主宰しているミステリー新人賞らしい。 国内ものは最近あまり読まないので、知らなかったよ。
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