Books

最近読んで面白かった本のご紹介。
フィクション、ノンフクション色々です。

アクロバティックな派手系!フィツェックの「座席ナンバー7Aの恐怖」

前作「乗客ナンバー23の消失」の舞台は豪華客船だったが、今度は航空機。   座席ナンバー7Aの恐怖 主人公マッツは飛行機恐怖症の精神科医という凝った設定。 マッツが恐怖症を押してまでしてアルゼンチンーベルリン便の旅客機に […]

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日本も同じ運命?明日は我が身「西洋の自死―移民・アイデンティティ・イスラム」

グローバリズムもそうだが、リベラリズムも必ずしも良いことばかりではない。 というか、そのせいで今や欧州は、自死しかけているというのが本書の主張。 西洋の自死: 移民・アイデンティティ・イスラム 焦点はずばり移民(難民)。 […]

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アウシュビッツの医師のノンフィクション小説「ヨーゼフ・メンゲレの逃亡」

本書はナチ親衛隊の将校にしてアウシュビッツの医師だったヨーゼフ・メンゲレのノンフクション小説だ。フランスの最も権威ある賞のひとつルノードー賞と、その年の最高の小説を選ぶ「文学賞の中の賞」に輝いた。 世に溢れすぎな感もある […]

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読み応えあり!クリムゾン・リバーの著者の長編「通過者」

映画にもなった「クリムゾン・リバー」の著者ジャン=クリストフ・グランジェによるフレンチサスペンス。 アマゾンの紹介文には「フランスのスティーヴン・キングと評される」とあるが、キングという感じではないかな。連続して起こる猟 […]

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叩けば埃どころじゃない密漁の現実「サカナとヤクザ」

毎年話題になるマグロの初セリ。今年の金額はなんと3億超えだという。 競り落とした鮨会社の社長は「少々やりすぎた」と言っていたが、正月早々なんとも景気の良い話だ。 サカナとヤクザ: 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う […]

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ダメ男だけじゃない!ニューヒーロー・シリーズ誕生のデイヴィッド・ゴードン「用心棒」

あの「二流小説家 」のデイヴィッド・ゴードンの新作。  「二流小説家 」はもちろん、あまり評判のよくなかった二作目の「ミステリガール 」も私は割と好きだった。というかかなり好きだった。この作家の独特のペースというか雰囲気 […]

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イスラーム政権が誕生のフランスを描くミシェル・ウエルベックの「服従」

日産会長のゴーン氏逮捕は衝撃的だった。注目されるのは日産とルノーの歪な関係の行き先だ。ルノーの筆頭株主はフランス政府。もう国営企業に近い。 国内にもゴーン氏逮捕は特捜の勇み足だったいう声もあるが、庶民のガス抜きとしてもこ […]

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勝者総取りの世界を生きるためには…?「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 」

最近よく聞く言葉のひとつが「GAFA」。 Google 、Apple、Facebook 、Amazonといったテクノロジー業界四天王だ。 the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 GAFAは私以上に私のことを知 […]

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人は不死と幸福を目指して”神”にアップグレードする?「ホモ・デウス 〜テクノロジーとサピエンスの未来」

「サピエンス全史」の著者ユアン・ノア・ハラリの新作。本作ではサピエンスの未来について予測している。   ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来 ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来 神へのアップ […]

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どうしようもない闇への指向 D/ルヘインの「あなたを愛してから」

デニス・ルヘインはたぶん一番好きな作家の一人だが、その作品は概して暗い。 パトリック&アンジーのシリーズも暗いし、真っ暗暗の「ミスティック・リバー」はもちろん、「運命の日」「夜に生きる 」「過ぎ去りし世界 」のコグリン兄 […]

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