イタリアに行ってきた! Part1 『天使と悪魔』の世界ヴァチカン観光編

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イタリア旅行に行ってきた。

「イタリアが愛の国なら、すべての愛は俺の手中にある ルパン三世」
最近深夜にはじまったルパン三世の舞台もイタリアだが、私も昨年からずっと行きたかったのだ。

今回もJ○Bのツアー利用。
実は昨年行くはずだったのだが、諸々の事情でかなわず、ようやく実現。
このため、というわけでもないけど新しくカメラも買ったので、たくさん写真も撮ってきた!

ただ、今回は南イタリアへは行けなくて、訪問地はローマ、オヴリエート、フィレンツェ、ヴェネツェア、ミラノのみ。でも、行けただけで十分満足満足。

南イタリアへはまたあらためて行けたらいいなぁ。

旅のスタートはローマ、ダン・ブラウンの『天使と悪魔 』の舞台、ヴァチカンから。本当はヴァティカンらしいけど、面倒臭いのでヴァチカンで。

まずはヴァチカン博物館。
巨大なこの博物館は歴代法王のコレクションが展示してある。

 

ところで、ヴァチカンに入るには、空港並みの手荷物検査がある。ここもリュックや大きな荷物を持っての見学は禁止。どれくらいの大きさから駄目なのかという明確な規定はなく、その日の係員の気分で決まるらしいが、リュックはその大きさに関係なく避けたほうが無難だということだった。

また、カソリック信徒にとっては神聖な場所なので、太もものでるミニスカートや肩出しファッションなどもNG。『天使と悪魔 』でおなじみのコンクラーベの会場となるシスティーナ礼拝堂は写真もNG。

ミケランジェロの天井壁画で有名な礼拝堂だが、写真でみるほどには鮮やかではなかった。撮影でもここだけは許可が下りなかったそうで、CGか何かで作ったと聞いた。でも、さすがはハリウッドでとてもよくできていた。

 

 

天井までびっちり装飾。

 

 

床もモザイクタイルで装飾されている。

 

ダン・ブラウンの『天使と悪魔』風。

 

これは絨毯。この”絨毯の間”はガラス扉で仕切られ、湿度管理されていた。

 

お土産物の法王グッズ。

 

テラスにでてみると鳥が飛んでいた。

 

 

続いてはサン・ピエトロ大聖堂へ。

 

ミレニアムイベントでしか使用されない封印された扉。

 

 

 

中は観光客でごったがえしていたものの、厳かな雰囲気。さすがに中国人観光客も静かにしていた。仕切りのはるか向こう側では、何やらミサが執り行われている。

 

 

大聖堂を出て、サン・ピエトロ広場へ。よくテレビで出てくる場所だ。オベリスクが聳え立ち、カソリックの権威を誇示してるかのよう。

 

ここで、ヴァチカン観光はおしまい。
特に博物館は見るべきものがたくさんあり、時間との勝負。
のんびり何日かかけて見られればいいのだろうけど、悲しいかな、時間が限られているツアー客としてはそうもいかない。効率的に回るために問われるのは、ガイドさんの力量によるところが大きい。

ところで、このガイドという職業はイタリアでは非常にステータスが高い職業で、場所によってはイタリア人にしかその資格が与えられないのだそうだ。

既得利権に対するイタリア人の身びいきと保護主義は大したもので、例えば添乗員さんがローマ市内で、「お手洗いはあっちですよ」などというのも、法律違反にあたるのだという。
ローマはさすがに日本人ガイドも認められているようだが、この後訪れたオルヴェリート、ピサ、ヴェネツィアではすべてがイタリア人のガイドだった。

 

 

 

Spenth@: 読書と旅行、食べることが好き。