「制裁」、「ボックス21」、「死刑囚」、「三秒間の死角」の作者によるグレーンス警部のシリーズの北欧ミステリ。 地下道の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫) さて本書だが、今回のテーマはタイトルがあわらす通り、「地下道で暮らす
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病床の名探偵が挑む、時効を迎えた少女レイプ殺人。レイフ・GW・ペーションの「許されざる者」
紹介文に「スウェーデン・ミステリ界の重鎮による究極の警察小説」とあるが 厳密にいえば、警察小説ではない。主人公は元警察官ではあるが、既に引退しているので、探偵小説というほうが正しいのかな? 許されざる者 (創元推理文庫)
続きを読む「海岸の女たち」読書会。だけど、話題の中心は羽生くんの金の五輪金!
少人数だったので、焼き鳥屋さんの個室でまったり読書会。 ちょうどフィギュア男子FSの日。皆、羽生くんと宇野くんの活躍を見届けてからきており、金銀メダルに乾杯。 おめでとうございます!!! 想像を絶する重圧の中での金メダル
続きを読む”北欧ミステリ新女王”の「海岸の女たち」。日本刊行するなら2011年以前だったのでは?
週末の読書会の課題本。 なんでも、著者は「北欧ミステリの新女王」らしいが、そもそも「北欧の旧女王」って誰のこと?(笑) 主人公は、ニューヨークで舞台美術家として働く女性、アニー(アリーナ) 彼女は、妊娠が判明し、ジャーナ
続きを読むローセの秘密が明らかに。そして重大危機に瀕する「特捜部Q 自撮りする女たち」
だいたいが私は北欧ミステリといわれる、暗〜い、陰惨、救いの三点セットものにはもう飽き飽きしている。 でも、ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q」シリーズ(とミレニアム)は別格。 この手のエンタメ系小説は好みによると思
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