ここ数年は翻訳ものばかり読んでいたけれど、国内ものも悪くないなぁと思う。しかも安い! 悪くないどころかかなり面白いのもあって、本書「犯罪者」などはその最たるものだ。 なんとなくAmazonのおすすめに引っかかり、サンプル
続きを読むタグ: ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
最弱最小の諜報機関のエスピオナージ「鳴かずのカッコウ」
theatお久しぶりの手嶋龍一氏の小説。 「ウルトラ・ダラー」、「スギハラ・サバイバル」でお馴染みのスティーブン・ブラッドレーのシリーズの最新作。 全二作は読まなくとも、単独でも楽しめる。 鳴かずのカッコウ
続きを読むこれでラスト?プロフェッサー・シリーズ「ラスト・トライアル」
「ザ・プロフェッサー」 シリーズ第三弾。 アラバマ大学の法学部教授トム・マクマートリーが主人公のリーガルミステリ・シリーズ。 第一弾の「ザ・プロフェッサー」 は大筋トムが教授の座を追われ、弁護士として復活するまでを描き、
続きを読む予言的で猟奇的、最後はホラー!「ロックダウン」
「さよなら、ブラックハウス」のピーター・メイの新作と思いきや、そのすぐ後の作品らしい。 タイトルの「ロックダウン」は文字通りの意味。 致死率8割という新型鳥インフルエンザによってロックダウンされたロンドンが舞台だ。現在ロ
続きを読むドS加速!ヨーナ・リンナシリーズ最新作「つけ狙う者」
「催眠」で謎の覆面作家としてセンセーショナルにデビューした、ラーシュ・ケプレルの最新刊。 覆面作家の顔は割とあっさりと身バレして、純文学の作家夫婦の共同ペンネームだと判明。 超お久しぶりに前作の「砂男」だったわけだが、あ
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