2000年度の江戸川乱歩賞受賞作「脳男」の第三弾。 「脳男」はこれがデビュー作とは思えないほどで、この年の週刊文春ミステリー1位。映画化もされている。この頃は国内ミステリもよかったんだよなぁ。 続く「指し手の顔 脳男2」
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ちょっとマンネリ?ホフマンとグレーンス警部の北欧サスペンス「三時間の導線」
ご存知「三秒間の死角」のピート・ホフマンとグレーンス警部シリーズの第三弾。 三時間の導線 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 三時間の導線 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 「三秒間の死角」は、翻訳ミステリー
続きを読む続の次はどうするのか?デヴィッド・ゴードン「続・用心棒」
翻訳ミステリファンにはお馴染み、デヴィッド・ゴードンの「用心棒」の第二弾。 上川隆也主演で映画化もされた「二流小説家」などは、多分好き嫌いが分かれる作風で、しばらくその冗舌路線が続いたが、「用心棒」は割と万人受けする感じ
続きを読むイタリアのチャンドラー的ハードボイルドノワール「老いた殺し屋の祈り」
色々な国のミステリ(広義の)が読めるようになって、思ったのは、イタリアのものはかなり好みに合う、ということだ。 ウンベルト・エーコはもちろん、サンドローネ ダツィエーリのダンテとコロンバのシリーズも好きだったし、最近では
続きを読むガブリエル・アロンのコンクラーベ!「教皇のスパイ」
イスラエルの諜報機関長官ガブリエル・アロンのシリーズ最新作。 教皇のスパイ 〈ガブリエル・アロン〉シリーズ (ハーパーBOOKS) 最新刊が出るたびに、米国でのベストセラー1位となり、シリーズ最高傑作というキャッチコピー
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