さて、ムンクな顔のまま、萩へと移動。津和野もそうだけど、萩もアクセスがあまり良くない。
田舎はつくづく車社会なのだ。道路沿いにばかりレストランとか、お寿司屋さんとかがあるが、本当にみんな飲まないの?
さて萩は、昨年のNHK大河花燃ゆの舞台です。
世間の人気は、真田丸の信州へと移っているらしいが、いいのだ。
NHKの大河といえば、ガクト信玄の風林火山からこっち見ていない。
それはさておき。萩といえば松下村塾、吉田松陰先生です。
といことで、まずは松陰神社から回ろう。ここは吉田松陰をはじめ、伊藤博文や山県有朋などの松下村塾で学んだ生徒を祭った神社だ。
津和野では一人も中国人に遭遇しなかったが(というより観光客も少なかった)、ここで久しぶりに騒々しい中国語を聞いた。一体、彼らは、なぜにあんなにも声が大きいのか。
奥に歩いて行くと、松陰神社がある。
この場所は、いわずと知れた明治維新胎動の地。
松下村塾は、想像よりも小さかった。
卒業生はスゴイ人ばかり!
この日は勉強会か何かが催されていた模様。
藤の花が綺麗!
ソメイヨシノは終わっていたけど、八重桜は今が盛りだった。
松陰神社のほど近くには、伊藤博文の旧宅と別邸がある。
初代内閣総理大臣だけど、どうも昔の千円札のイメージが強くて…
この像は、萩焼きで作られているのだそうだ。
頭身のバランスとか、おそらく非常に実物に基づいて作られているっぽい…
伊藤博文別邸
元々東京の大井にあったのものを移築し、公開しているのだとか。
こちらが旧宅。
生垣に囲まれた藁葺きの家。
当時の典型的な下級武士の家らしく、お風呂やトイレは外につくられている。
そこから、城下町へ移動。
観光ガイドさんの話では、萩は武家の町だったので、明治維新以降武士が食えなくなり、「あの高杉の息子が余計なことをしなければ!」と言われていたそうだ(笑)
↓ 余計なことをした高杉晋作の像
木戸孝充の家
田中義一誕生の地の看板と木。
萩出身の第26代総理大臣。
山口県はなんでも7人もの総理大臣を出しているそうで、田中義一先生は萩市の誇りなんだとか。そういえば今の総理大臣も山口の出身だ。ほぼ東京で育ったのだろうけど
萩博物館のそばには、田中義一の銅像。高杉晋作の像より大きくて立派。
萩藩御用達の商家、菊屋家の住宅へ。
400年前のこの建物は、国の重要文化材に指定されている。
この菊屋家の子孫の方々は現在も萩市在住で、先代の菊屋さんは萩市長をつとめられたそうだ。
菊屋家住宅では五月人形飾りを特別公開していた。人形の展示は6月中旬まで。
見事な中庭!
昔の帳場
電話室。
菊屋家の台所
しばし当時へとタイムスリップしたような気分。
そのほか、本蔵、金蔵も公開していたが、こちらは撮影不可だった。
城下町にも萩焼きのギャラリーが多くある。
人力車もちらほら。二人乗りだったので母たちが利用し私は歩き。
萩の特産、夏みかんもたくさん。
病院の看板までもがおしゃれ。
この城下町には、もちろん一般(?)の方のお宅も多くあるのだが、どのお宅も敷地が広い堂々たる和風建築なのだ。本当にこちらも歴史建造物かと見紛うばかり。
聞けば、この地区は歴史風致地区に指定されているため、和風建築しか建てられないのだという。
ぐるっと回って、宿に到着〜
ということで、今日はこのあたりで…
(萩編その2)へと続く…
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