今回はグルメとトイレ事情なんかの話をしようかな。
ドイツのグルメといえば、ジャガイモとビール、それからソーセージを思い浮かべるけど、本当それ。
てか、それしかない印象。
ランチとディナーの素材は、見事なまでにイモと豚ばっかりだったりした。
とりわけおイモは、手を変え、品を変え登場する・・・
昔は、365日違うジャガイモ料理ができなければ、お嫁にはいけないといわれていたのだとか。今はその消費量は減ったとはいうが、ドイツ人の主食って本当におイモ。
基本、何を頼んでもwithイモ。
全体的に塩味は結構きつめな印象。
この塩と脂たっぷりの食事は、厳しい冬に備えたものなんだそうだ。
現代では暮らしも変わり、移動は車だし、室内は暖房もガンガンだけど、食生活はそうそう変われない。
そのせいか、やっぱり中年以降の人は横幅がね・・・
ホワイトアスパラ(シュパーゲル)も食べてはみたけど、これは缶詰だったのか冷凍だったのか。
全然美味しくはなかった。
旬は6月24日までだしね・・・
そのジャガイモをドイツ人に広めたフードリッヒ2世。
ところで、大事なものを忘れてないと思ってる?
忘れてないよ。これでしょ?
ミュンヘンでは有名な老舗ビアホール「ホフブロイハウス」にもいった。
ビアホールの中はドイツ人(観光客)でいっぱい!
1Fはビアホール、2Fがレストラン。
私たちは夕食を兼ねてなので、2Fのレストランを利用。
レストランと言っても、ビアホールと同じくらいワイワイガヤガヤ賑やか!
サッカーの試合があったらしく、御贔屓のチームでも勝ったのか大いに盛り上がっていた。
写真は1Fのビアホールの様子。
レストランでは、座るとセットでこういうパンと、次にソーセージがでてきた。多分3コースのディナーセット。
ツアーなので、全員強制的にセットメニューがオーダーされていた。飲み物は各自で。
私はビールはそれほどなのだが、ホワイトビールといわれるピルスナーは日本人の口にもあうと思う。
そういえば、横浜でも毎秋、みなとみらいで「オクトーバーフェスト」が開催されている。結構高いけど・・・
お値段はというと、観光地価格のレストランで、中ジョッキサイズでだいたい3.5〜4ユーロくらい。
ちなみにスーパーでは350mlの小瓶6本入りで、5ユーロ弱くらいで売っている。水より安いとまではいかなくとも、日本よりやっぱり安い。
ドイツワインもそれなりに美味しかったけど、それより美味しかったのは、ドレスデンで飲んだ”ワインの赤ちゃん“ことfederweisser。
秋のこの時期だけの名物のワインになる前の状態のぶどうの絞り汁だという。
すっぱいかと思いきや、フルーティで少しだけ発砲していてすごく美味しい。
飲み終えるとグラスの底には澱が沈殿していた。
アルコール分はほとんど感じなかったので、お酒が駄目な人でも楽しめると思う。
秋にいらしたら是非。
ドイツは道路事情が非常いい。アウトバーンが国内を網羅しているうえに、無料でスピード制限もない。そりゃ、ポルシェもメルセデスも走りがいがあるというものよ。
ただ、移動時間が長いと困るのはトイレ。
高速道路には日本のサービスエリア的なものもあり、そこのトイレを拝借することになる。
ところで、トイレは基本有料。
街や観光地のトイレは0.5〜0.75くらいが相場だった。
おトイレおばさんがいるか、入り口でコインをいれると自動で扉が開くというシステムなので、小銭は多めに持っていたほうが安心かも。
サービスエリアのトイレは独特で、0.7ユーロ支払って、0.5ユーロ分のクーポンが出てくるという仕組みのものが多かった
つまり、このクーポンで売店で買い物しなさいというわけ。
有料トイレだけあって自動で便座がお掃除されて清潔だが、床にも消毒液がドバっとでてくるところもあるので要注意。
トイレットペーパーはあるけど、日本のようにウォシュレットはない。
また、日本のサービスエリアほど個室がたくさんないので、観光バスが一台とまると女性用トイレにはたちまち順番待ちの列ができる。
初動が大切です(笑)
日本のトイレって素晴らしいですよね・・・
本屋さんも覗いてみたが、セバスチャン・フィツェックや『特捜部Q』シリーズが平積みになっていた。