出だしは少し嫌な感じ。著者の「小池百合子嫌い」がビシビシと伝わってくるからだ。 まあ、気持ちもわかるけど(苦笑) 女帝 小池百合子 (文春e-book) 芦屋の社長令嬢の実情に、疑惑のカイロ大学卒業・・・ それらは全て虚
続きを読むタグ: 政治
「新型コロナ恐慌後」の世界はバンブー・カーテンで仕切られる?
政治経済情勢の分析に定評のある渡邉哲也氏による、コロナの後の世界予測の本。 要約すれば以下に尽きる。 世界は中国依存から中国排除へとシフト グローバリズムは終焉、米中の新たな冷戦時代へ? Amazonでみる
続きを読むもうスパイ小説は読めない?今年一番の良書「プーチンの世界」
文句なく今年一番の良書。 本書は、米国シンクタンクに所属する二人のロシア専門家による、ウラジミール・プーチンについての本だ。膨大な資料と緻密な取材に基づき、インテリジェンス的思考でプーチンその人の考え方、世界観を分析、予
続きを読む戦争にチャンスを与えよ / エドワード・ルトワック
GW「デブ活」読書の第三弾。 読書貯金もこれでおしまい(苦笑) 「戦争にチャンスを与えよ」とは、なんとも物騒なタイトルではないか。 不穏な空気が漂う昨今、戦争はいつはじまってもおかしくない。そのせいか、
続きを読む人質の経済学/ ロレッタ・ナポリオーニ
『人質の経済学』というと、いかにも人間の命を金儲けの対象にしているようで嫌悪感を掻き立てるが、現実世界で起きていることだ。 本書では、いかにして「誘拐」がテロリストのビジネスになったのか、そして、それが今欧州を悩ましてい
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