政治経済情勢の分析に定評のある渡邉哲也氏による、コロナの後の世界予測の本。
要約すれば以下に尽きる。
- 世界は中国依存から中国排除へとシフト
- グローバリズムは終焉、米中の新たな冷戦時代へ?
しらばっくれているが、新型コロナウイルスが中国の武漢発祥なのは間違いない。
さらに出所は海鮮市場ではなくウイルス研究施設とも言われている。
しかも当局が情報を隠蔽したまま中国人が大挙して海外旅行をする春節を迎え、かつWHOまでもが中国に忖度した対応をしたため、世界中がパンデミックに陥っている。
当然のことながら、世界の中国に対する反発は大きい。
中でも米国は本気だ。
ビジネスマン的には必須の情報も盛り込まれており、何かと中国に取り入ろうとしてきたGAFAすら安泰ではないという。
先日トランプ大統領はWHOへの拠出金停止を発表したが、無理もないと思う。テドロス事務局長をはじめ、組織そのものが中国に買収されているとしか思えない。
感情な反発はもちろん、実利面でも世界は今、中国依存のリスクを嫌というほど思い知っている。
フランスに対しては、粗悪品のマスクとファーウェイの5Gを抱き合わせたりしているのだから、呆れるばかり。パンダ外交ならぬマスク外交。
米中の2大国を軸に世界がバンブーカーテンで仕切られる可能性は極めて高いという。
トランプの自国ファースト主義、英国のブレグジットを始め、世界はグローバリズムの揺り戻しで内向き志向になっていたが、コロナ禍でグローバリズム終焉は決定的になった。
でも、それは悪いことなのだろうか?
グローバリズムは決して良いことばかりではなかったのだ。
グローバリズムは、国境の壁をなくし、ヒト・モノ・カネの移動の自由化した。先進国の企業はこぞって賃金の低い途上国へ生産拠点を移し、国内産業は空洞化。さらに賃金の安い労働者が流れ込むことで、先進国の労働者は仕事を奪われ貧しくなっていった。
富はゼロサムゲーム。中国が以前よりはるかに豊かになった反面で、日本の労働者は貧しくなった。
安倍政権に対する風当たりは増しているが、庶民の不満は「自分たちが以前より貧しくなった」「昔は良かった」ということに尽きる。
意外だったのが、中国人インバウンドの日本経済全体に占める割合はたった1パーセントに過ぎないだということだった。
減少傾向にあるものの、人口1億を超える日本は、圧倒的内需の国なのだ。
わずか1パーセントを惜しんで、日本はコロナ・パンデミックを招いてしまったとも言える…
現政権内では親中派議員が幅をきかせているし、野党も人権や差別を盾に大騒ぎするので、春節前の中国人渡航禁止は厳しかっただろうけど。
昨日発表された中国のGDPが初めてマイナスとなった。
おそらくマイナス6.8パーセントという数字よりもっと悪いと思われるが、コロナ以降の世界の中国離れが加速していけば、習近平独裁体勢の崩壊もありうる。
そうなると難民爆弾が日本を襲うこともありうるわけで…
本当に中国にかかわるのはもうこりごり。
でも難民が大挙して押しかけることになっても、人権問題でどうしようもないんだろうな…
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付属のスプーン1杯(1g)で500mlペットボトル1本分の次亜塩素酸水の原液ができます。希釈して様々なものの消毒に利用可能です。
他に、TOKIOの城島さんがウイルス除菌剤として、家庭用台所洗剤5mLを1Lの水で薄めるというのを紹介していた。2Lペットボトルのキャップ1杯が5mLだそう。
最も手軽な方法ですよね〜。
これは洗剤に含まれる界面活性剤成分を利用した消毒方法。新型コロナウイルスは油膜で覆われたエンベロープウイルスで、この油膜を界面活性剤で破壊し無効化するというもの。
台所洗剤のキュ◯ュットは界面活性剤37パーセントで、5mLを1Lの水で薄めると界面活性剤0.2パーセント弱の除菌剤ができる。
市販されている二度拭き不要の住まいの洗剤なども、界面活性剤0.2パーセントを含んでるので、それでも十分なのかな?
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