これほど長く続きながら、常に新鮮なダニエル・シルヴァのガブリエル・アロンのシリーズ。今回もまた「全米初登場1位」だそうだが、それもさもありなんで面白い。 報復のカルテット 著者はアロンにプーチンをして「核武装したギャング
続きを読むタグ: ベストセラー
ヨーナ警部シリーズはまだ続く「墓から蘇った男」
「催眠」に始まったラーシュ・ケプレルのヨーナ・リンナ警部のシリーズは、この「墓から蘇った男」で7作目をむかえた。 少しブランクがあった「砂男」以降は、なぜこんな強烈な展開に?!というほど、ヨーナに悲劇が襲いかかる。 日本
続きを読むネトフリを待たずに読んでしまったw「チェスナットマン」
この秋からNetflixで放送開始のドラマの原作で、デンマーク発のややエグ目のダークミステリー。 著者はドラマ「キリング」の脚本家という実力派で、デビュー作にしてバリー賞受賞作だ。 コンテンツは多いものの見るものがそれほ
続きを読む意外?だけど当然だった?「スピリチュアルズ ”私”の謎」
「言ってはいけない-残酷すぎる真実」等々、割と身も蓋もない本で知られる橘玲氏の新刊。 一般に「スピリチュアル」という言葉は、霊的なとか神秘的なという意味で使われることが多いが、本書では心理学でいう「無意識」に「魂」を重ね
続きを読む米保健衛生システムの機能不全を暴く「最悪の予感 パンデミックとの戦い」
マイケル・ルイスにハズレなし。 本書は世界中を混乱に陥れた新型コロナウイルスによるパンデミックを描いたものだ。 最悪の予感 パンデミックとの戦い ルイスが焦点を当てたのは、今回のような恐ろしい事態に対処するため準備を進め
続きを読む