横浜のイタリアン、SALONE 2007でバースデー。
店内の年齢層はやや高めで、女性率高し。そして満席。
ワインペアリングにも心惹かれるが、明日もあるし、プロセッコをお願い。
プロセッコはヴェネト州で生産されるブドウ品を主に使用したスパークリングワインで、キメ細かい泡が特徴だ。
カンパイの後は、サローネ定番のこの一品でコースがはじまる。
A5ランクのサーロインにトリュフオイルで香りをつけたジャガイモのピューレ。
ランチでも食べられる。
前菜は、ウサギ肉にそら豆のパンナコッタ、人参のピューレのソース。
アクセントはコリアンダーのパウダーとミント。癖もなくて、見た目通り春らしい爽やかな味わい。
スープ仕立ての魚料理。スズキとハマグリとタコにオレンジの風味。
パスタは焦がし小麦のリガテッリ、羊のラグーとリコッタチーズのソース。
燻製アーモンドとタイムがアクセント。
照明では少しグリーンに見えたけど、これが焦がし小麦のパスタ。
焦がし小麦の風味がよくて、全メニューの中でこれが一番好きだったかも。
ホワイトアスパラと青柳のアサリのスープのスキューマ。
ワンスプーンは、牛イチボに雲丹、マルサラ酒ででいたゼリーにケッパー、カカオニブの饗宴で、至福の一口!
フェンネルのソースのタリオリーニにマグロ、ウイキョウのピューレ、サフラン。
アクセントはレーズンと松の実という複雑にして絶妙なお味。
サローネの料理は、味覚は甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つだけではなく、それに必ず香りと食感がプラスされていて、その組み合わせ方がまた絶妙なのだ。
ここで厳かにペルスヴァル「9.47」が登場高級レストラン御用達のテーブルナイフ。美しくて切れ味も抜群。
メインは、チンタセネーゼ豚、ピスタチオとマスタードにアプリコットのソース。
チンタセネーゼ豚は、北の白豚(マレンマ種)と地中海沿岸の黒豚(イベリコ豚も同系統)の交配種で、イベリコよりも高額なんだとか。見た目も白と黒の豚さんだった!
豚ってかわいいけど、美味しい。
デザートはフォアグラのジェラート。
プレートには、おめでとうのメッセージとキャンドル。
プチフールとローズティー。
最後の最後まで大変美味しゅうございました。
お土産にメニューのイラストがもらえる。
また、近いうちランチにでも伺います。
いい夜でした。
コメントを残す