あっという間に3月も下旬。 連日、森友学園問題やら、雪崩事故やら、旅行会社の倒産やらと賑わしい。 旅行会社の件は、客からしてみれば詐欺と言われても仕方ない。まだ多少なりとも余力が残っているうちに、会社をたたむという決
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喧嘩(すてごろ)/ 黒川 博行
長らくミステリー(広義の)を中心に読んでいるが、内容が頭に残らない。残ってたとしてもさして意味はない。 我ながら無駄な読書をしている・・・ かといって新書や経済本、ノンフィクションの類は頭を使う。知識を得られるという
続きを読む流 / 東山 彰良
吉本の芸人ばかりとりざたされているが、直木賞を受賞したは東山彰良だった。 ミステリー好きには『逃亡作法 TURD ON THE RUN 』といえばピンとくるだろうか。これは第1回『このミステリーがすごい!』大賞と読者賞を
続きを読む億男 / 川村元気
お金に関する本で最近読んだのは『21世紀の貨幣論』だ。 あれがフルコースならば、本書はファストフード。 雑誌BRUTUSに連載されていたらしいが、ブルータス、まだあったとは(←失礼!) マガジンハウスなので、テイストはい
続きを読む波の音が消えるまで / 沢木耕太郎
さて、沢木耕太郎といえばノンフィクションや旅行記で知られるが、本書は長篇小説。なんと初のエンタメのだという。 実は私は初・沢木耕太郎。しかし、読んでみるとこれがなかなか良い。 バカラ賭博にさらわれる男の物語だが、なんだか
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