『人質の経済学』というと、いかにも人間の命を金儲けの対象にしているようで嫌悪感を掻き立てるが、現実世界で起きていることだ。 本書では、いかにして「誘拐」がテロリストのビジネスになったのか、そして、それが今欧州を悩ましてい
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サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福/ ユヴァル・ノア・ハラリ
最近読んだなかでのベストオブベスト。 各国でベストセラーになっているし、新年早々のNHKの「クローズアップ現代プラス」にも取り上げられていたのでご存知の方も多いだろう。 単行本で上下巻。少し躊躇してしまう価格でもあるが、
続きを読むトランプ / ワシントン・ポスト取材班
先日の明け方の地震に引き続き降雪の予報にびっくり。まだ11月ですが(゚д゚) びっくりの連続だが、最近一番驚いたのは、やはりトランプが次期大統領に選ばれたことだ。 メディアや識者は「なんだかんだいってもやはりヒラリーだろ
続きを読む英国のスパイ/ ダニエル・シルヴァ
本書は「亡者のゲーム」に続く、イスラエルのスパイ「ガブリエル・アロン・シリーズ」の最新作。 「亡者のゲーム」はアマゾンの評価こそイマイチだが、個人的には大好きな作品だったので、これも楽しみにしていた。ま、所詮は他人の
続きを読む生か死か / マイケル・ロボサム
気がつけば、10月。何に追われているわけでもなく過ごしているのに、月日の過ぎるのの早いこと、早いこと。こうしてトシをとっていくわけなのだ。 さて、本書「生か死か」は、2015年度のCWAゴールドダガー賞受賞作なのであ
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