冬のニュージーランドに行ってきた! 〜その4 クライストチャーチ編

クライストチャーチは、2011年2月に起きたカンタベリー地震の被害が特に大きかった街。
その約一月後、日本でも東日本大震災が…
 街には、未だその影響が感じられた。
 
日本人を含む185名がこのカンタベリー地震で亡くなったそうだ。

その犠牲者たちを悼む広場に置かれた白い椅子は、185人それぞれの個性を表しており、全てデザインが異なる。
耐震基準を満たしてないため、取り壊しされるビルも多い。
クライストチャーチと、東日本大震災の被害のあった地域の1日も早い復興をお祈り申し上げます。

街のシンボルだったクライストチャーチ大聖堂も、この地震で崩壊してしまったため、現在は「仮設の大聖堂」がその役割を果たしている。

それが、カーボン・カセドラル(紙の大聖堂)

スマホ用の超広角で撮ってみたけど、かなりの歪み(笑)
こちらは標準レンズ
この大聖堂を手がけたのは、日本人建築家の板茂(ばん しげる)氏
紙管を建築に用いることでつとに有名。
なかは光が差し込み明るくモダンな雰囲気。
この仮設大聖堂の耐久年数は50年らしいが、2017年現在、いまだ大聖堂復興の目処は立たないのだとか。
問題はお金。どこがその費用負担するのかがクリアできないらしい。

お次はモナヴェイル(Mona Vale)庭園へ。
個人の邸宅だった英国風建物と庭園で、今はクライストチャーチ市議会が管理し、建物はレストラン&カフェとして開業している。

クライストチャーチは世界に名だたるガーデンシティ。

冬で庭園は少々寂しいが、遅咲きのバラや椿が咲いていた。

庭園内にはエイヴォン川が流れて、水鳥もいる。

キミ、顔怖いよ・・・

庭園内のシダ園

広くて広くてはぐれちゃうハグレー公園に隣接しており、ここにはお写真ポイントの巨木がある。

まず、ドデカ松の木ちゃん。

人気撮影スポットなので、人が写らないようにするのに苦労した(苦笑)

お隣の巨大ヒノキちゃん
次の日はオークランドに移動して翌朝帰国・・・
あっと言う間〜〜
 

 
 
Spenth@: 読書と旅行、食べることが好き。