2000年度の江戸川乱歩賞受賞作「脳男」の第三弾。 「脳男」はこれがデビュー作とは思えないほどで、この年の週刊文春ミステリー1位。映画化もされている。この頃は国内ミステリもよかったんだよなぁ。 続く「指し手の顔 脳男2」
続きを読む年: 2021年
ちょっとマンネリ?ホフマンとグレーンス警部の北欧サスペンス「三時間の導線」
ご存知「三秒間の死角」のピート・ホフマンとグレーンス警部シリーズの第三弾。 三時間の導線 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 三時間の導線 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 「三秒間の死角」は、翻訳ミステリー
続きを読む続の次はどうするのか?デヴィッド・ゴードン「続・用心棒」
翻訳ミステリファンにはお馴染み、デヴィッド・ゴードンの「用心棒」の第二弾。 上川隆也主演で映画化もされた「二流小説家」などは、多分好き嫌いが分かれる作風で、しばらくその冗舌路線が続いたが、「用心棒」は割と万人受けする感じ
続きを読むちょっと肩透かし?「職業としてのヤクザ」
この「職業としてのヤクザ」は、「サカナとヤクザ」の鈴木智彦氏と溝口敦氏の共著だが、中身は対談集。 「働かずして年収10億円!」というキャッチに惹かれて読んでみたけど、少し肩透かしだったかな。 面白くないわけではないけど、
続きを読む松岡圭佑の「小説家になって億を稼ごう」と「催眠」
「小説家になって億を稼ごう」って、別に小説家になりたいわけじゃない。そんな才能も根気もないし(笑) 小説家になって億を稼ごう(新潮新書) これは人気作家、松岡圭佑氏による新書だ。 小説ばっかり読んでいると、新書が読みたく
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