YOKOSUKA軍港めぐりというご当地クルーズに参加してきた。
横須賀港には、ちょうど原子力空母ロナルド・レーガンが定期整備中で、お天気にも恵まれた!
横須賀港は、両サイドに海上自衛隊と米海軍がある軍港。
横須賀港は軍港としてパーフェクトな地形のために、先の大戦でもアメリカは最初から後々使用しようと考えて、ここは攻撃しなかったのだという。
クルーズは45分たっぷりかけて湾内を周り、案内人が停泊している戦艦の種類や名前などを解説してくれる。
お値段1400円のご当地クルーズ。
https://www.tryangle-web.com/naval-port.html
京急線汐入駅からすぐ、イオンのそばのターミナルから出航すると、すぐに見えるのは海上自衛隊の潜水艦。
おやしお型。形が漫画ちっくでかわいい。
充電中で水蒸気を吹き上げていた。
こちらは米国海軍のミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」
光の加減でちょっとわかりにくいが、米軍の戦艦は海上自衛隊のに比べてやや色が薄め。海上自衛隊の戦艦は濃いめ。
戦艦というのは世界共通グレーが基本だそうで、それが一番海で目立ちにくい色なのだそうだ。
米国海軍のミサイル駆逐艦
海上自衛隊の潜水艦救難母艦「ちよだ」
日本の戦艦の色が濃いのは、日本の周辺海域には黒潮が流れているためだという。戦艦番号も米軍は2桁だけど、自衛隊のは3桁。
そうこうしているうちに、ロナルド・レーガンが停泊しているあたりにやってきた。この空母は12月4日に任務から戻ってきたばかりのお疲れちゃんなので、サビも浮いている。
この高さの甲板から落ちたら死にそう・・・
正面からの写真。
ロナルド・レーガンは原子力空母なのでエネルギー補給なしで海にいることができるのだそうだ。
乗組員は5000人!1日あたり牛8頭分を消費するという。
一回あたりの食料補給で牛何頭分なんだろう?
米軍基地側には戦艦そろい踏みで壮観。
住友の造船所がみえてきた。この「SUMITOMO よこすか」のひらがな一文字を入れるのには一千万もかかるそう・・・!
ところで、戦後、日本は飛行機を作るのを禁止されていた。最近ようやくそれが可能になったものの、三菱重工の国内初のジェット旅客機「MJR」は、納入が遅れに遅れた。原因はいろいろあるのだろうが、現在の航空機技術のスタンダードは欧米が握っている。今まで手出し無用で締め出されていた日本企業が遅れをとっているのも無理ない。
「自動車会社が消える日 」という本でも触れられていたが、今後同様のことが電気自動車市場で怒らなければいいけれども。
その点、船は作らせてくれていたおかげで、日本の造船会社は米国に次ぐ実力なのだそうだ。島国なのに船までも作っちゃダメとか言われてたら、もう国として詰んでたわ・・・
方向転換をして、帰りは海上自衛隊側を通る。
こちらは「浦賀(463)」と、掃海艦の「あわじ(304)」
機雷の排除を任務とする「あわじ」は強化プラスチック(FRP)製。
海上自衛隊の護衛艦「おおなみ」
ちょっと見えにくいけど、おおなみの後ろの「やまぎり(152)」は海上自衛隊至上初の女性艦長が就任した護衛艦とか。
引退した掃海艦「はちじょう」
この写真ではみえにくいが、303という番号が塗りつぶされている。
お次は横須賀米軍基地内から!
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