新潟、松之山温泉に行ってきた〜その1 トンネルを抜けると…

雪を見ながら温泉に浸かりたい!
ということで、新潟の豪雪地帯松之山温泉へ。

しかし、今年は稀にみる大暖冬で雪がないらしい・・・

予報ではちょっと降るらしいから希望はあるけど、こればかりはどうしようもない。
雪よ、ふれ〜〜〜!!!と願をかけつついざ越後へ。

東京駅からは2020年度末でサヨナラとなるオール2階建新幹線、MAXたにがわ
先方と後方で行先が異なるため、越後湯沢で連結を外すタイプ。
シュッとした長いお鼻がカッコイイ。

せっかくなので2階に席をとったけど、路線的に景色がいいわけでもないのよね。
海が見えるわけでもないし・・・

愚痴りつつ、さっき買った駅弁を早速食べる。
カニいくら焼きホタテ弁当。

酒肴弁当

大宮の手前でちょっとだけ富士山。

関東のお天気はずっ〜と晴天。気温も高め。
が、トンネルを抜けるとやっぱりそこは雪国だった?!

越後湯沢で降りるとチラホラと雪が舞っている。
おお、さすがは越後じゃないの。
そしてめちゃ寒い。

ここからローカル線に乗り換え。
新幹線と同じくらいの時間ローカル線に乗るのです。

六日町で「ほくほく線」というローカル線にまた乗り換え。
これに乗ってみたかった。
Suicaは使えないけど・・・

「まつだい駅」まで行き、そこから宿の送迎車で30分。
ようやく松之山温泉へ到着。

東京からだと新幹線とローカル線乗り継ぎで大体3時間、多分車でも3時間くらい。思ったほどには遠くない。

冬場は越後湯沢の駅と松之山温泉間を豪雪ライナーというバスが運行しており、それを利用するのもいいかも。

松之山温泉はこじんまりとして落ち着いた温泉街。
ここまでくれば、流石に外国人観光客もいない(笑)
雪はちょっとだけ積もってた。

宿泊は玉城屋旅館さん。

チェックインを済ませたら、ちょっと付近を散策。

ないよりいいけど、期待してたのは何メートルもの雪の壁。
この地方にここまで雪がないのは異例のことらしい。

それもこれもグレタのいう地球温暖化のせいですかね・・・?

なぜそんなところに牛さん?

この右手に薬師堂があり、例年1月にはここで奇祭「婿投げ」が行われるらしい。
昔からこの地区に伝わるこの行事は、新婚の男性をこの薬師堂の境内から投げ落とすというもの。
普通なら何メートルもの雪があるため大丈夫だが、今年は雪が全然ないので場所を移して開催したのだとか。
こんな状態でやったら大怪我するか死んじゃうものね。

その薬師堂までバージンスノーを踏みしめて登ってみた。


こんなとこに登ろうなどという物好きは我々くらいのもの。
こんなところで滑って転んだら洒落にならない。
転ばなくてよかった(笑)

すっかり冷えたので、掛け流しの温泉で温まろう。

ここ松之山温泉は海水が地層に閉じ込められてできたという珍しい温泉。温泉成分はなんと通常の15倍という濃さ。
この間の鳥取の皆生温泉よりしょっぱい。

ここのお湯は有馬、草津と並ぶ日本三大薬湯の一つなのだそう。
有馬も草津も行ったことがあるけど、有馬の宿泊はエクシブだったのでお湯はイマイチ。(有馬のエクシブは源泉を持ってないので運び湯)
草津は苦手だし雰囲気的にはここが一番好きかも。

比較的小さいお宿なので、大浴場も露天も小さめだけど、ほとんど貸し切り状態だった。
お風呂の大きさは島根の荒磯館と同じくらい。

館内用のカゴもかわいくて便利。

この温泉はRestrant Ryuzuのシェフに教えていただいたのだが、肌にとてもいいと力説していらっしゃった通り。

温泉で温まったら、お待ちかねの夕食です!

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