映画アベンジャーズ「インフィニティー・ウォー」、「エンド・ゲーム」のルッソ兄弟がドラマ化を決めた犯罪ノンフィクション。ドラマなのは時代性もあるだろうが、本としてもかなりボリュームがあるからかと。2時間半じゃとても無理。
続きを読むタグ: 麻薬
トランプのアメリカを描くアート・ケラー麻薬戦争三部作完結編「ザ・ボーダー」
人気作家ドン・ウィンズロウによる「犬の力」「ザ・カルテル」の麻薬捜査官アート・ケラーのシリーズの完結編。何か感じが違うなと思ったら、版元は角川からハーパー・コリンズへ訳者も割と硬派な峯村利哉氏から田口俊樹氏へと変わってい
続きを読む元麻薬弁護士が描くクライム・リーガル・スリラー「麻薬王の弁護士」
タイトルの通り、主人公のベンは”麻薬王たちの弁護士”だ。国外犯罪人引き渡し協定によって米国で禁固刑を受ける麻薬カルテルのボスたちを司法取引で減刑に持ち込むのが仕事だ。金にはなるが、いつまでもは続けられない。麻薬ビジネスに
続きを読むザ・カルテル / ドン・ウィンズロウ
ルヘインの「過ぎ去りし世界」を読んだときに、 「ウィンズロウもキングもまだだけど、これが今年の一番決定!!!」と断言したのは早計だった(*゚ェ゚*) というのも、ウィンズロウのこの本に対する熱量がすごいのだ。
続きを読むコカイン ゼロゼロゼロ 〜世界を支配する凶悪な欲望 / ロベルト サヴィアーノ
本書『コカイン ゼロゼロゼロ: 世界を支配する凶悪な欲望』本年度最もインパクトある本だ。 ノンフィクションだが著者と対象物の間には距離がない。その視線は出来事を追いかける記者ではなく、自らの魂を追いかけているかのようであ
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