ロシア研究の第一人者とも言われる、北海道大学名誉教授、木村汎氏のプーチン本。2018年に上梓された本だが、現在進行形でウクライナ侵攻を読み解くにも役に立つ。 プーチン本といえば、フィオナ・ヒルの「プーチンの世界」も壮大で
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冤罪だった!?真山仁のノンフィクション「ロッキード」
「ハゲタカ」の真山仁による渾身のノンフィクション。 しかしいつまでも「ハゲタカ」って言われるのは気の毒なような…(苦笑) カズオ・イシグロもいつまでも「わたしを離さないで」の作家として語られたくないというようなことを言っ
続きを読む元経済ヤクザ×エコノミストが読み解く 「安倍以後」の日本
猫組長というなんだか可愛らしい元経済ヤクザとエコノミストの対談本。 この猫組長という方の本は2〜3冊目。ゴーンのマネーロンダリングの指摘などなかなか面白かった。 タイトルは「安倍以後の日本」だが、焦点はずばり中国。 武力
続きを読むサウジの未来はいかに?ガブリエル・アロン・シリーズ「過去からの密使」
ダニエル・シルヴァによるガブリエル・アロン・シリーズの2020年4月、現時点での最新刊。 ガブリエル・アロンとは誰や?という方のために説明しよう。 彼はイスラエルの諜報機関の長官なのだ。 アロンのシリーズも結構長くて、最
続きを読むサイバーアンダーグラウンド〜ネットの闇に巣食う人々
主にサイバー犯罪に関わる側の人々を取材したルポタージュ本。 取り上げられているのは、10代の少年ハッカー、英国の元スパイ、オレオレ詐欺の受け子、アマゾンのやらせレビュー軍団、北朝鮮の元サイバー兵士などなど。 というか・・
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