日々、ロシアのウクライナ侵攻の戦況のニュースを見つつ読んだ。 本自体は最近の新刊本ではなく、2018年刊行のもの。つまり、取り上げているのは今回の侵攻ではなく、2014年のクリミア侵攻に焦点を当てている。どうしてそれが起
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ウクライナ侵攻にみる「プーチンとロシア人」
ロシア研究の第一人者とも言われる、北海道大学名誉教授、木村汎氏のプーチン本。2018年に上梓された本だが、現在進行形でウクライナ侵攻を読み解くにも役に立つ。 プーチン本といえば、フィオナ・ヒルの「プーチンの世界」も壮大で
続きを読むやっぱりおそロシア!軍事スリラー「レッド・メタル作戦発動」
グレイマン・シリーズでお馴染みのマーク・グリーニーのガチな軍事スリラー。今回はH・リプリー・ローリングス4世との共著。 H・リプリー・ローリングス4世は元海兵隊中佐で、海兵隊大学指揮幕僚カレッジの副学長を務めた経歴もある
続きを読むCIAのドクトル・ジバコ作戦を下地にした恋愛小説「あの本は読まれているか」
アフター・コロナでは米中を隔てた竹のカーテンが敷かれそうとの話だが、こちらは冷戦下の鉄のカーテンで仕切られた世界が舞台。 あの本は読まれているか 映画でも有名な「ドクトル・ジバゴ」はその時代のソ連の詩人であり小説家ボ
続きを読むソ連崩壊直後のロシアを舞台にした異色のヒーロー・ミステリ「スターリンの息子」
タイトルからも察せられるとおり、舞台はほぼロシア。ソ連邦が崩壊してロシア連邦が誕生した当時の不安定な時代だ。
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