イタリアン・ミステリー「パードレはそこにいる」、「死の天使ギルティネ」に続く三部作の完結編。パードレと名乗る謎の男にサイロに10年以上閉じ込められた壮絶な経験を持つ犯罪コンサルタントのダンテと、カラビニエリ(イタリア国家
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魅力的なコンビによるイタリアンミステリ「血の郷愁」
最近のイタリアン・ミステリーがなかなかいいのだ。サンドローネ・ダツェーリの「パードレはそこにいる」のシリーズも結構好きだが、こっちはもっと好きかも。 ちょっとダサいのが「血の郷愁」というタイトルだが、読んでみると、この「
続きを読む死の天使 ギルティネ / サンドローネ・ダツィエーリ
女性捜査官コロンバと失踪人専門コンサルタントのダンテのコンビの「パードレはそこにいる」 の続編。忘れていたが、このシリーズは三部作だった。 前作が面白かったので読んでみたのだが、勢いは衰えず。 前作「パー
続きを読むパードレはそこにいる / サンドローネ・ダツィエーリ
週末の読書会の課題本「熊と踊れ」の直後に読んだのがこの「パードレはそこにいる」。本邦初の作家によるイタリアン・ミステリーである。 あちらは、「制裁」「死刑囚」「三秒間の死角」でその実力を知っていたので、驚きはあったものの
続きを読むプラハの墓地 / ウンベルト・エーコ
トルコの空港やバングラディッシュでテロが起き、英国はEU離脱を決め、まだ2016年は残っているというのに色々ありすぎる。 この上、もしもトランプ大統領まで誕生しようものならどうなることか。 世界は混沌の最中にあり、後で歴
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