theatお久しぶりの手嶋龍一氏の小説。 「ウルトラ・ダラー」、「スギハラ・サバイバル」でお馴染みのスティーブン・ブラッドレーのシリーズの最新作。 全二作は読まなくとも、単独でも楽しめる。 鳴かずのカッコウ
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誰も幸福じゃない資本主義の末路は…「アンダークラス」
年末から、たまには趣向を変えてドメスティックなミステリを読んでいる。黒川博行の新刊「騙る」に始まり、本書「アンダークラス」。 アンダークラス 割と突っ込みどころが多いとはいえ、なかなか面白かった。 しつこく地道な捜査
続きを読むもしかして起こりうる?今話題のSF「首都感染」
タイトルの通り、首都東京が封鎖されるSF。 しかも、中国発祥の強毒性の新型インフルエンザで!!! Amazonでみる 大きく違うのは、 致死率6割の強毒性ウイルス 首相に決断力がある 人権より人命を優先する
続きを読む黒川博行の軽妙な警察バディもの「桃源」
圧倒的に翻訳ものの方をよく読むが、日本人作家だと最近はダントツに黒川博行がお気に入り。 特に「疫病神」シリーズは読み始めるともうやめられない止まらない。 黒川作品といえばバディものだが、本書もそうで、痛風持ちで太めで映画
続きを読む「平成細雪」を観てあらためて「細雪」を読んでみる。
NHKで「平成細雪」というドラマをやっていた。 谷崎潤一郎の「細雪」を下地に舞台を平成に置き換えアレンジしたドラマらしい。 4姉妹は上から、中山美穂、高岡早紀、伊藤歩、中村ゆりが演じている。キャスティングやら脚本には賛否
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