久々のスティーブン・ブラッドレーが主役のエスピオナージ。 てっきり前作の「鳴かずのカッコウ」の続編かと思いきや、残念ながら我らがジミーこと壮太は登場しない。 時代はもっと遡り、スティーブンが香港に滞在していた時分の物語だ
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ガブリエル・アロンのコンクラーベ!「教皇のスパイ」
イスラエルの諜報機関長官ガブリエル・アロンのシリーズ最新作。 教皇のスパイ 〈ガブリエル・アロン〉シリーズ (ハーパーBOOKS) 最新刊が出るたびに、米国でのベストセラー1位となり、シリーズ最高傑作というキャッチコピー
続きを読む最弱最小の諜報機関のエスピオナージ「鳴かずのカッコウ」
theatお久しぶりの手嶋龍一氏の小説。 「ウルトラ・ダラー」、「スギハラ・サバイバル」でお馴染みのスティーブン・ブラッドレーのシリーズの最新作。 全二作は読まなくとも、単独でも楽しめる。 鳴かずのカッコウ
続きを読む”まっとう”であり続ける贅沢 ル・カレ新作「スパイはいまも謀略の地に」
スパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの新作。もうかなりな高齢なので、引退するのかと思いきやの新作。すごいの一言。 英国情報局(SIS)のベテラン部員の回顧録的に描かれているのだが、読んだ感想は 「今の世の中、”まっとう”で
続きを読むサウジの未来はいかに?ガブリエル・アロン・シリーズ「過去からの密使」
ダニエル・シルヴァによるガブリエル・アロン・シリーズの2020年4月、現時点での最新刊。 ガブリエル・アロンとは誰や?という方のために説明しよう。 彼はイスラエルの諜報機関の長官なのだ。 アロンのシリーズも結構長くて、最
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