お口なおしランチは、安定を求めて。

先日行ったお店が残念だったので、お口なおしランチ。
シェフが変わったせいか、味も趣向も変わってしまっていたのだ。あのお店好きだったのにな。

レストランあるある(苦笑)

求めるのは安定。というわけでいつものお店でお任せメニュー。

アミューズ ブーシュは新玉ねぎのポタージュ。

 

一つ目の前菜は旬のバイ貝
鮮やかなグリーンのソースときゅうり、ウイキョウと一緒に。



ふた皿目の前菜はグリーンアスパラをパンツィエッタとチーズ、卵。

卵をからめながら食べるとつい「美味しい〜」と言葉がでてしまう。
旬のアスパラと豚の脂、卵、そしてパルミジャーノ。もう鉄板の組み合わせ。
アスパラはかくありき。

この間の残念店では、白アスパラがなんとデザートにでてきた。茹でて、冷やしたものをオレンジジュースに漬け込んであったが、味はご想像の通り。
意外性を狙ったのだろうけど、エグミも残っており、まあ普通に撃沈だった。

個人的にはマンネリは嫌いだし、同じものを食べつづけるのも苦手な方だが、間違いのない組み合わせというものはあるもので、それを超えるのは難しい。
そこで無謀なチャレンジをするより、組み合わせの妙を最大限引き出すほうがリターンも大きい。

先日、トランプ大統領が来日された際の宮中晩餐会のメニューも、クラシカルでオーソドックスだったが、オーソドックスは万人受けする。宮中で出されるものはとにかく素材もいいから、美味しいのだろうな。
一度くらいお味見してみたいものだけど、その可能性は露ほどもないわ(笑)


お次はフォアグラのソテー。
チェリーの黒ぶどう煮込みとルバーブのジャムとともに。

フォアグラと少し酸味のあるフルーツの組み合わせも鉄板。

 

魚料理は鯛。付け合わせは、アスパラソバージュというフランス野菜と新潟県産のシイタケと舞茸。
野生種のアスパラというか、フランスでは山菜に似た感覚の野菜だそうで、少しヌメりがあって歯触りはシャキシャキ。

 

肉料理は仔牛ちゃん。
コスレタスとその隣はポテトにチョリソー、チーズを挟み込んだミルフィーユ仕立て。
お肉はもちろん、ポテトのミルフィーユも美味しい。上品なコテージパイのようなお味。コスレタスもしゃっきり。

 

お口なおしはバジルのジェラートとトロビカルフルーツ。


 

メインのデセールは、キウイのジェラートにパンナコッタ。
キウイといえば、アゲリシャス!
ゼスプリが熱心にキャンペーンをやってるせいで、CMばかりか最近はスーパーでもアゲリシャスが流れている(笑)

最近のキウイはすごく甘く美味しくなった。
グレープフルーツやイチゴ、キウイに限らずフルーツ全般にいえることだけど、品種改良で昔に比べてすごく甘くなった。
でもちょっと酸っぱいフルーツが懐かしくもある・・・

大変美味しゅうございました。

 

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