旅行で比較的食べるのを制限していたのは、何を隠そうこの日のため。
一ヶ月遅れの誕生日祝い。
というか、もうクリスマス忘年会も、あれもこれも兼ねてる(笑)
ミシュラン2019が発表になったこともあり、お店には豪華なお花がたくさん。
今年もまた星を獲得。オープン以来もう何連連続になるのだろう。シェフの露出も多くなっているしまた予約取りにくくなるのかな?
最近飲めなくなったけど、今日はいただきますとも。
と、また白トリュフちゃんの誘惑・・・
断る理由がない。メニューはお任せ。ぜひお願いします!
アミューズ・ブーシュは菊芋のポタージュにグリーンオリーブのマドレーヌ。
一皿めの前菜は、カリフラワーのクリームに松葉ガニ。
蟹肉もたっぷり。
シャンパンにも合う〜
こうして人間は甘やかされていく・・・(苦笑)
続いては鴨のしっとりロースト。下には茄子が敷いてあって、甘いネギも隠れている。アクセントはリンゴ。
鴨は大体やめておくんだけど、このお店でその心配はなし。
みて、この綺麗な色。そして絵のような一皿を。
プレゼンテーションも楽しみの一つ。
美味しいものは美しい。美しいものは美味しい。
鴨はオレンジソースとかで供されることが多いけど、ネギと茄子といった和の食材を合わせるのは日本人シェフならでは。
鴨ネギとは良く言ったもので、茄子とも相性バッチリ。
そしていつも思うのだけど、塩加減が絶妙すぎる。
素材がいいからこそできることで、リーズナブルなお店だとそこまで素材にもこだわれないから、もう少し味が濃くなってしまうことも多い。
そして、真打登場。
白子と白トリュフちゃんの白白コンビ!!!
下にははジョエル・ロブション仕込みのじゃがものピュレが敷いてある。これもクリーミーでトリュフにとてもよく合う。ロブションが三つ星を取れたのはじゃがいものピュレのおかげと語ったほど。
白トリュフの濃厚な香りと少し感じる旨味と酸味、ねっとりクリーミーで濃厚な白子、そして究極のマッシュポテト。
もう美味しくないわけがない。
こんな贅沢を覚えてしまって、これからどうやって生きていこう・・・?(苦笑)
余韻を引きずりつつ、魚料理へ。
今日は鮮やかな金目鯛のポワレ、あさりのソース。
ああ、美しいです。
シャキシャキレタスとセミドライのプチトマトも相性バッチリ。
鯛のポワレにあさりソースというのは、昔々その昔習ったことがある。結局、一回も家でやらなかったけども、確かあの先生はコルドン・ブルー出身であの木嶋佳苗を知っていた(笑)
お肉は和牛。季節の野菜と舞茸のソテー。
お肉も美味しいが舞茸バカうま。
伺うとシェフの故郷の新潟産特産の舞茸だそう。
普段スーパーで買う舞茸とは別物すぎる。
新潟にもぜひ行きたいと以前から思っていた。
瓢湖の白鳥ちゃんを見にいこうと思っていたけど、シェフに「松之山温泉」のことを伺い、そちらに行きたくなってしまった。
お弟子さんが料理長をつとめている温泉宿があるのだそうだ。
お料理はもちろん、お湯も濃度の濃い塩分系薬湯で肌すべすべになるそう。
雪見風呂とかいいなぁ・・・
行こうかな・・・
お口直しは柿と洋酒のゼリー、クリームチーズのジェラート
デザートは長野産の洋梨ラヴィアンローズづくし。
口福という言葉をかみしめた一日でした。
もう街はすっかりクリスマス!
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