続コロナ騒動。ディスると脳内ホルモンが出る?

引き続き、新型コロナのニュースを注視している。

数週間前までは、GWのクルーズは大丈夫かな?程度にしか思っていなかったのに、瞬く間に世界に広がりパンデミック的様相を呈してきた。
これ、、、結構やばいよね・・・?

幸いにして満員電車に乗る必要のない生活だが、すでにどこかでもらっているかもしれない。
このウィルスの厄介なところは、症状がなくても誰かにうつしてしまうことだ。

当面のお出かけは全部キャンセル。
首都圏のジムでも感染が確認されたというので、これも今しばらくは控えた方が良さそうだ。
平日のジムは高齢の方が多いから・・・

 

そういうわけで本を読む時間もあるのだが、全然進まない(笑)
「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考」など読み始めたのは2月初旬なのに・・・
「サピエンス全史 」で人類の過去を、「ホモ・デウス」で未来を語った歴史家ハラリが、”現在”を考察する奥深い本だ。
その視線の鋭さはさすがなぁと思うのだけど、どこか没頭できない。

というのも、コロナの脅威はもっと差し迫っているから。
現時点ではコロナに勝る問題はない。

最近とんと小説に食指がのびないのも、リアルの方がよほど劇的だからだと思う。
世界人口は77億人を突破したそうだが、そこに来て中国から未知のウィルスが発生するなど、ベタすぎるほどSF的展開だ。

地球にしてみれば、人間はウザい寄生虫。
まるでユーカリとコアラの攻防みたいな・・・

なんのかんの言い訳しながら、今日もニュースやワイドショーを見ている次第(苦笑)
ところで、ワイドショーというものの根本は、非難し煽ることにあるのだなぁと思う。これは人間の本質なのかもしれないわ。

最近は行かなくなったが、読書会なんかでも最も人々が嬉々とするのは、小説や作家の悪口を言う時だし、最も盛り上がるのはそこにいない誰かの悪口なのは言うまでもない(苦笑)

政府の不手際等々、ワイドショーの司会者やコメンテイターはしたり顔で非難し責める。
今回のコロナの件では政府は後手後手で、失態があったのは事実だが、かと言って、その時点で誰もが納得する解決策があったとも思えない。
重要なのは「誰もが納得できる」という点で、そういうものは存在しえない。
マスコミはクルーズ船しか見てないようだったが、クルーズ船のほうは不手際はあったが、まだコントロール下にあった。
船を監視下に置く一方中国便は一部をのぞいて就航している。そこからだってウィルスは入ってきていた。
春節前に中国全土からの人を全てシャットアウトすればよかったという意見もあるが、それは今だから言えること。
中国人観光客に依存する企業や自治体が猛反対するのは目に見えていた。
仮に強引に中国人入国禁止措置をとっていたら、今頃は「インバウンドの損失をどうしてくれるのだ」だけでなく、「人権がー」「独裁だー」の嵐だったと思う。

しかし、次善策や代替案を示すことなく、ディスっているだけのご本人たちにしてみれば、愚かで無力な庶民の代弁者のつもりだろう。
脳内では、気持ちの良くなるホルモンでも大量分泌しているに違いない。ドヤ顔で自分に酔ってるものね。
国会の野党なんかも、いつもそんな感じ。
そんなことよりも対策に議論の的を絞ろうよ・・・

感染拡大も心配だが、世界恐慌の足音が聞こえているのも気になる。
アジアのみならずヨーロッパでは特にヴェネツィアのあるベネト州が悲惨なことになっているらしい。
ダウも日経もナイアガラの滝状態。ヨーロッパ市場も軒並み下げている始末。
AIがガシガシ売っているんだろうなぁ。
よく「総悲観は買い」というけど、「落ちてくるナイフは掴むな」というのもまた真理。

不要不急の外出やイベント等を控えることで、客商売は上がったりだろう。消費者にしても否応なく自粛ムードになる。
そして、マインドが冷え込むと負の連鎖が始まる。
もし五輪が流れるようなことになれば、日本はもう底が見えない事態に陥ってしまう。

桜とか本当にどうでもいいわよ。

 

 

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