ひと味ちがうスパイ小説だが、私はこういうの大好きだ。 原題は『Slow Horses (Slough House)』 窓際のスパイという邦題より、断然こっちの方がいい。 この窓際部署は、通称泥沼の家(スラウ
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闇に浮かぶ絵 / ロバート・ゴダード
今年の江戸川乱歩賞受賞作には、実はゴダードのパクリ疑惑説がある。 それで思い出して本家を読んでみたのだが、やっぱりゴダードはイイですね! 複雑な、たたみかけるかのようなプロットと意外性のある展開。 “過去の因
続きを読む闇に香る嘘 / 下村 敦史
江戸川乱歩賞受賞作は、『脳男』 くらいまでは毎年買って読んでいたのだが、長らく遠ざかっていた。 最近は国内ミステリでさえも読まなくなってしまったが、なんでも乱歩賞60年を迎え記念となる作品だというので読んでみたのだが、、
続きを読むコンプリケーション / アイザック・アダムスン
本書『コンプリケーション』 は、百塔の街プラハを舞台にした幻想ミステリ。 ルドルフ・コンプリケーションと呼ばれる複雑時計をめぐる、今年のUSオープンテニスのごとく混乱をきたした物語だ。 まさかジョコビッチに錦織が勝つとは
続きを読む破門 / 黒川博行
最近はとんと国内作家のものを読んでいない。 今年に入ってからは橘玲の『タックスヘイヴン TAX HAVEN 』くらいのもの…(汗)。 なので、直木賞候補作にもなっている本書を読んでみた。『タックスヘイヴン』同様Kindl
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