秋の鳥取旅行ちょっと島根〜その③境港、水木しげるロード

楽しみにしていた鳥取旅行。
松江しんじ湖温泉の1泊を加え、鳥取県西部の皆生温泉2泊の3泊4日。

一夜明けておはようございます。三日目です。
朝風呂も入ったし今日もガッツリ観光しよう!

本日のミッションは、境港の水木しげるロード&美保神社。




と、その前に・・・
昨日スルーしてした米子駅に寄らなければ。

米子と境港を結ぶ「JR境線」は、鬼太郎のラッピング列車が走っている。
駅もゲゲゲの鬼太郎づくし。
米子から境港までの各駅にはそれぞれ妖怪の名前が付けられている。
米子駅は「ねずみ男駅」





できれば乗りたかったけど、本数も多くないので時間の都合上仕方ない。
境港駅は後ほど行く予定。


さて、一路境港へ向かう。
やってきたのは、境港漁協が運営する境港水産物直売センター。
広い駐車場は県外ナンバーだらけ。

大きさは同じでも、松葉がにと紅ズワイとはお値段が倍違う。

松葉ガニは山陰地方で水揚げされるズワイガニのオスのこと。
越前ガニは北陸で水揚げされるズワイのオスのこと。
両方種類的には同じカニ。水揚げされる場所によって呼び方が違うらしい。

お値段的には松葉ガニの方が越前ガニよりも安いと誰かに聞いたけど、今年の鳥取の初セリでは500万の高値がついた!

あの500万のカニは鳥取の松葉ガニのうち、大きさや形、品質が最上級のもののみに与えられる「五輝星(いつきぼし)という選ばれし超ブランド蟹なのだそうだ。

結局、500万ちゃんは銀座の料亭に行き、お世話になった方にご馳走したいというお客さんのためにフルコース・ディナーになったらしい。
あるとこにはあるのねぇ・・・


庶民の私たちは市場に併設された食堂でお昼ご飯。
ネットで仕入れた情報を元に、境港の人気店を2件ほど回ってみたものの、どちらも駐車場にも入れないほど混んでいた・・・
断念して、またここに戻ってきた次第(苦笑)


それでもここも並んでいたのでしばし待ちました。

ズワイの食べ放題もあるようだけど、カニを食べるのは面倒だし、他の海鮮もいろいろ食べたいし・・・




何にしようかなぁ・・・とメニューを見ながら悩んで


結局二人とも海鮮丼!
お互い「違うのにすればいいのに」と内心思う(苦笑)



と、蟹味噌。


遅めのランチのあとは水木しげるロードへ。

海岸通り沿いには無料の駐車場があったけど、すでにいっぱいで、大港神社の近くの有料駐車場を利用した。
水木しげる記念館からもすぐの場所で、駐車場の方も鬼太郎のちゃんちゃんこ着用(笑)

 

そして水木しげるロード。
妖怪さんのブロンズ像が通りの左右に並んでいる。
夫は頑張って全部撮ってたけど、私はいいや。

 

メイン・キャラの皆さん。

 

猫娘ってこんな顔だったっけ?
思えば、「ゲゲゲの鬼太郎」は物心ついた時からあった。
そして今に至るまで人気がある。





水木しげるロードの賑わいは、NHKのドラマ「ゲゲゲの女房」効果もあるのかな?
仲の良いご夫婦だったみたいで、微笑ましい。


戦争で壮絶な体験をし左腕を失いながらも九死に一生を得たが、戦後しばらくは鳴かず飛ばずで極貧生活だったという。
売れっ子になったきっかけが「ゲゲゲの鬼太郎」だった。

ちょうど旅行から戻った頃、NHKBSプレミアムの「プロファイラー」という番組で水木しげるの人生を取り上げていた。

編集者のアドバイスによって鬼太郎を「勧善懲悪のストーリー」にしたものの、強烈な戦争体験をした彼には、どこか納得できないものがあったという。
あまりに現実社会と乖離していると思っていたようだ。
それを救ったのが「ねずみ男」の存在だったらしい。
鬼太郎は見返りも求めず人間を助けるが、ねずみ男は即物的。ちょっとくらいの見返りがあったっていいじゃないかと当然のように考える。

鬼太郎は立派すぎるよね(笑)



境港で一番多かったのは日本人観光客。圧倒的に関西弁の方多し。まあ、何しろこの時期の鳥取は蟹取県(笑)関西の方はグルメですよねぇ。

行きに利用した米子空港は、世情からかソウル便は運休。
そのせいか韓国語と思しき言葉は全く聞こえてこなかった。
中国や台湾の方はたくさん見かけたけど。

 

妖怪神社にもお参り。


手水が目玉おやじ!




境港駅にやってきた。




駅舎の天井も抜かりなく鬼太郎のディスプレイ。

 

入場券を買って構内に入ってみると、ちょうどいいタイミングで列車がやってきた。
鬼太郎とねずみ男の二両編成。
単線なので「境港」がそのまま「米子」行きに変わる。

全体的に低い建物ばかりの境港の町。
駅前に高層マンションらしき立派な建物がドーンとあり、無粋だなぁと思っていたら、人気ビジネスホテルチェーンの温泉宿泊施設だった。
最上階の大浴場は絶景で境港の町が見渡せるそう。
お値段も手頃で観光便利な立地なので、ひとり旅の方には良さそう。

でも、水木しげる通り沿いにある歴史ある古〜い旅館に泊まる方が、妖怪には出会えるかも?(笑)

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