引き続き、山口の旅シリーズ。
大谷山荘の食事は夕食、朝食ともにダイニング。年配の方が多いため、テーブルと椅子のほうが好まれるのかも。
日が暮れるとロビーからみえる庭園もムーディにライトアップ。
夕食は季節の会席。
まずは先付け
せっかくなので、山口の名酒の利き酒セットをオーダーした真ん中が獺祭。
獺祭ばかりが有名だが両隣のお酒も美味しかった。水の美味しいところは、お酒も美味しいのだ。
2Fにあるショップでも獺祭ほかのお土産品を売っていた。
ただし、獺祭の磨き三割九分などは、新山口駅新幹線口のお土産物屋のほうが若干安かったかな。私も購入。
お造りも地元の魚尽くし。仙崎鯛、縞鯵、萩の白バイ貝
長門湯本の近くには、仙崎港があるため魚も新鮮だ。仙崎港は、長門市にある日本海屈指の漁港だ。詩人の金子みすゞが生まれ女学校を卒業するまで過ごした土地だという。
器の黄色に反応して美味しそうには撮れなかったが、特に仙崎鯛は思わず「美味しい〜」と声がでるほど美味しかった。
続いて「ふぐ刺し」登場。
ふぐはポン酢の味しかしないと思っていたけれど、ふぐって美味しいんだ!と目からウロコ。次は是非、本場の下関で食べたい。
お次はしゃぶしゃぶ
やまぐち和牛は全国3位に入賞した黒毛和牛だという。萩の見島牛をはじめ、山口にはブランド牛も多いという。
これはもう安定の美味しさ。但馬牛、神戸牛、松坂牛とブランド牛もいろいろあれど、やまぐち和牛も負けてない。
温物はレンコンまんじゅう
なんでもレンコンは岩国の名産品らしい。
揚げ物はふぐのから揚げ。
〆はのどぐろの炊き込みご飯
いつだったか、どこかの空港で「のどぐろの炊き込み御飯の素」を買って家で作ったことがあったのだが、炊き上がるまで臭いのなんの。あの独特の匂いがどうにもダメだったのだが、これは素材がいいためかとてもいい香りがした。
魚からいいお出汁がでており、お米自体がとても美味しい。
食べきれない分はおにぎりにして、担当のスタッフが後ほど夜食用に部屋に持ってきてくれた。
デザートはほうじ茶のプリン。
これも美味しかった。
首都圏の料理屋さんに比べ洗練されているわけでもないけど、地元の旬の食材がとにかく良い。
特に日本海側の魚はもう全然違う。昔むかし、大昔、新入社員だった頃、上司について富山に出張にいったことがあるのだが、その時の寒ブリの美味しさには驚いたものだった。
なんということのない駅前の居酒屋みたいなお店だったが、以降あれより美味しいブリを食べたことはない。
やっぱり水の綺麗な土地のものはなんでも美味しいのだ。ヘルシーで量もちょうどいい感じだった。
温暖化などのせいで、昔ほど魚もとれなくなっているというが、北のカリアゲももう日本海にミサイル落とさないでほしいわ。
豪華で美味しいものなら東京でも食べられる。お金さえだせばだが。ラグジャリーが売りの旅館もたくさんあるが、そうではないくつろぎ感が魅力。
館内には鉄板焼きのレストランもあり、希望すれば二泊目はこちらの食事にしてもらえる。バッテリー切れで鉄板焼きの写真はなくて失礼。
また、鉄板焼きといえば、銀座うかい亭!
東銀座のあのお店ができた頃、何度か行ったことがあるが、久しぶりにまた行きたいなぁ。今はトランプ効果で予約がとれないだろうけど。
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