マイケル・ロボサムに外れなし。 最初に読んだのはゴールドダガー受賞作の「生か、死か」 長期刑に服している主人公オーディが刑期満了の前夜に脱走するという驚きの設定だった。「なぜ?」をぶちかまされ、主人公の秘密が知りたくてあ
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ホールデンとは真逆の鬱屈。ゴールド・ダガー受賞作「東のはて、夜へ」
ゴールドダガーを受賞した新人作家による今年の話題作の一作。 他にもクライムノヴェルの賞を受賞しており三冠らしい。 エドガー賞の処女長編部門にもノミネートされていたようだが、こちらは残念ながら受賞とはならなかったようだ。
続きを読む生か死か / マイケル・ロボサム
気がつけば、10月。何に追われているわけでもなく過ごしているのに、月日の過ぎるのの早いこと、早いこと。こうしてトシをとっていくわけなのだ。 さて、本書「生か死か」は、2015年度のCWAゴールドダガー賞受賞作なのであ
続きを読む死んだライオン / ミック・ヘロン
「窓際のスパイ」のジャクソン・ラムとその仲間たちが帰ってきたー! オナラの帝王、ラムと「泥沼の家」の面々が帰ってきたー! 本書「死んだライオン」は「窓際のスパイ」の続編であり、CWAゴールドダガー受賞作なのである。ど
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