今、国内作家で最も注目している長浦京氏の新刊。 ヤクザの話なのでかなり血生臭く、ダメな方はダメかもしれないが、裏社会を通しての戦後の日本が非常に興味深く描かれていて一気読み。 物語は広島と長崎に原爆が投下され、ラジオで昭
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ホールデンとは真逆の鬱屈。ゴールド・ダガー受賞作「東のはて、夜へ」
ゴールドダガーを受賞した新人作家による今年の話題作の一作。 他にもクライムノヴェルの賞を受賞しており三冠らしい。 エドガー賞の処女長編部門にもノミネートされていたようだが、こちらは残念ながら受賞とはならなかったようだ。
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